ますます謎は深まるばかり。「The Phantom Pain」の開発を指揮するJoakim Mogren氏の写真が公開。包帯をぐるぐる巻きにしたその姿は……

　「MGSの新作か？」などとファンの間でウワサが絶えない謎のゲーム「The Phantom Pain」。同作の開発を指揮するMoby Dick Studio CEOことJoakim Mogren氏の写真が，GTTVの看板ジャーナリスト ジョフ・キーレー（Geoff Keighley）氏による独占インタビュー（関連記事）を前に，キーレー氏のInstagramページで公開された。

　公開された写真では，Mogren氏は自身の顔を包帯でぐるぐる巻きにしている。鮮明な画像とは言い難いが，その青い目の人物は少なくとも小島秀夫氏ではなさそうだ。業界では顔の広いキーレー氏も，「以前に会ったことのある人物じゃない」とか「どう見てもスウェーデン人だ。でも本当に業界関係者なのだろうか？」といった感想を，Twitterでつぶやいている。

　2012年末にテレビ放映された「SpikeTV Video Game Awards」（関連記事）では，このJoakim Mogrenという人物がゲーム業界でまったく知られていない人物であることから，「Joakim」は「Kojima」のアナグラム，「Mogren」には小島プロダクションの企画であるコードネーム「Ogre」の文字が入ったものであるなどと，ファンの間ではまことしやかに語られてきた。しかし一方で，その姓名は，スウェーデンとしては一般的なものだったりするのも事実なのであった。

　小島氏ではなさそうだとはいえ，この包帯男の登場で，The Phantom Painを期待する人ががっかりしたとはいえず，むしろ面白い展開になってきたと言える。こうなれば，とことんプロモーションに付き合っていきたい気もするが，果たして本日公開されるというインタビューでThe Phantom Painの実態が明らかにされるのか，あるいは煙に巻かれたままとなるのか。続報に期待しよう。