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10周年を迎えた「World of Warships」はコンテンツも増えて,より遊びやすくなっている。本格的な艦隊戦を楽しみたい人におススメ【PR】
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印刷2025/09/19 12:00

プレイレポート

10周年を迎えた「World of Warships」はコンテンツも増えて,より遊びやすくなっている。本格的な艦隊戦を楽しみたい人におススメ【PR】

 大海原を舞台にしたオンライン海戦アクションゲーム「World of Warships」は,2025年9月17日でリリース10周年を迎えた。世界各国の軍艦をプレイヤーが操り,艦隊戦を繰り広げる本作は,リアリティのあるミリタリー要素を扱っているので,とっつきにくそうに見えるが,カジュアルに楽しめるのが魅力だ。

 軍艦といえば大半の人が思い浮かべるのは「戦艦」だと思うが,本作に登場するのはそれだけではない。さまざまな場面で活躍する艦隊の屋台骨である「駆逐艦」,元は外洋航行能力を有する艦艇として登場した「巡洋艦」,航空機を運用できる「航空母艦」,海中から虎視眈々と敵を狙う「潜水艦」,そして圧倒的な火力と装甲を誇る「戦艦」の5種類が登場する。

Tier V戦艦「金剛」。イギリス生まれの高速戦艦で,35.6cm連装砲4基を搭載
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 圧倒的な火力と装甲があるなら,全部戦艦でいいのでは? と思うかもしれないが,本作にはそれぞれの艦艇に役割があり,得手不得手が存在する。そのあたりが艦隊戦を面白くしている要素だ。

 例えば戦艦は長射程,大口径の主砲を搭載しているが,再装填に時間がかかる。的の小さい駆逐艦を狙ってもなかなか直撃させられず,そうこうしているうちに駆逐艦の魚雷の餌食になってしまう。一方,巡洋艦は中射程,中口径の主砲を搭載しており,装填もそこそこ早く,砲門数も多いため,駆逐艦をあっという間に穴だらけにできるが,船体が大きく,戦艦からの直撃を受けやすい。
 このように,大まかではあるが,戦艦は巡洋艦に強く,巡洋艦は駆逐艦に強く,駆逐艦は戦艦に強いという関係が成り立っている。


ゆったり進みつつも,常に判断が求められる艦隊戦


 World of Warshipsは艦隊戦をテーマにしたオンライン海戦アクションだ。人を操作するFPSと違って,ゲームの進行はゆっくりである。
 艦艇は機関全開にしたとしてもすぐに最高速になるわけじゃないし,機関を停止したとしても即座に止まるわけじゃない。数キロ先を狙い撃つ主砲は,弾着まで時間がかかる。つまり,なにが言いたいかというと,「反射神経が重要ではない」のだ。

Tier V駆逐艦「峯風」。金剛の35.6cm砲は射程21.2kmなのに対し,峯風は120mm単装砲で射程は8.1km。戦艦との砲撃戦はかなり苦しい
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 だからといって,プレイヤーは暇なわけではない。敵がどこにいるか,どの敵から攻撃するか,どの進路を進むかといった判断や考えることは多い。マップの端から端まで移動するのも時間がかかるので,数分前に判断したことで,敵を食い止めることができ,勝利を得られるなんてこともある。

 敵の進路,マップから得られる情報,敵の配置などをもとに,二手三手先を読みながら動くという,将棋や囲碁に似た面白さがある。スピーディなアクションとは別の忙しさがあるのだ。

開始直後なので,敵の情報は出てないが,島の配置,味方の位置,自分の位置と開始直後から考えることはある
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 もう一つ。本作ならではのユニークな要素として,「隠蔽」システムがある。
 本作において敵の姿は「発見」しないと,画面に表示されない。そこに敵艦艇が存在しても,発見していなければ見えないのだ。
 基本的に隠蔽は艦艇の大きさや静粛性に影響される。つまり,駆逐艦は見つかりにくく,戦艦は見つかりやすい。

文字が小さくて恐縮だが,敵に発見されると「発見された」と警告表示が出る。立ち位置が悪ければ一斉に砲撃が飛んでくる
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 この隠蔽システムは奥が深い。哨戒網に穴があれば,いつの間にか駆逐艦が裏に回り,無防備な航空母艦を撃沈されてしまったり,こっそり戦艦に近づかれて油断しているところに魚雷を発射されたりする。偵察と哨戒の要素がうまくゲームに落とし込まれているのだ。
 ちなみに見えていなくても存在はしているので,当てずっぽうに撃って当たることもある。

戦闘終了後のリザルト画面。勝っても負けてもクレジットと経験値が手に入るが,買ったほうが当然報酬が多い
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 味方の発見報告(マップに表示される)と,敵艦隊の編成を照らし合わせれば,どのあたりに敵がいるかも予測できる。行動を予測して作戦を立て,それがハマったときは気持ちいい。

 艦艇同士が砲撃戦をしている姿を見てるだけでも楽しい。主砲を斉射して敵に直撃すれば気持ちいいし,敵の進路を予測してバラまいた魚雷が直撃し,撃沈したときなどは得も言われぬ快感を味わえる。


艦艇を開発していくワクワク感


 本作には数百種類の艦艇が登場する。日本とアメリカはもちろん,イギリス,ドイツ,ソ連といった主要国のほか,パンアジア,パンアメリカ,ヨーロッパといった地域の艦艇も存在し,各国それぞれに特徴がある。
 ゲームを始めるとまずTier Iの巡洋艦から始まり,戦闘で経験値をためてツリーを開発することで,駆逐艦や戦艦,航空母艦,潜水艦を入手できる。

日本の技術ツリー。経験値をためてさまざまな艦艇を開発していく
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 各艦艇にもそれぞれ開発ツリーがあり,研究開発を通じて艦艇の性能を上げていける。単装砲が連装砲になったり,対空砲が追加されたりと,がらりと性能が変わることもある。

金剛の開発画面。船体の改修や,火器管制装置,主機の載せ替えが可能だ
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 日本の艦艇でゲームを始めると,最初に搭乗するのは「橋立」だ。本作では巡洋艦となっているが,実際のところは砲艦であり,排水量は並の駆逐艦より低い。120mm砲連装砲を2基搭載している。
 最初の戦いは小さめの艦艇での砲撃戦が繰り広げられる。戦艦大和といった艦艇によるド派手な艦隊戦を想像して始めれば,少し物足りないかもしれない。しかし,大和がいるような最初からクライマックスみたいな戦いに放り込まれても,慣れる前に轟沈しまくって,心が折れるのが先だろう。そうならないように,徐々にゲームに慣れていける作りになっているのだ。

イギリスのTier I巡洋艦「BLACK SWAN」。こちらも本来は護衛艦だが,本作では巡洋艦カテゴリ。最初はこういった艦艇で戦っていく
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 Tier Iから段階的にゲームの要素が増えるようになっており,Tier IIからは魚雷と駆逐艦,Tier IIIで戦艦,Tier IVで爆撃機や雷撃機を搭載した航空母艦が登場し,戦場の姿が変わっていく。
 魚雷が出てくれば,当たらないように回避しなければならないし,戦艦が登場すれば長射程の主砲に気を付けなければならない。雷撃機や爆撃機が登場すれば,艦隊での防空も意識する必要が出てくるなど,Tierが高くなればなるほど,射程も伸び,戦いが高度化していく。
 その頃になるとプレイヤーもゲームに慣れているので,いつの間にか戦えるようになっているはずだ。
 どんどん大きくなっていく自分の艦艇。苦労して貯めた経験値で次の艦艇を開発して,大海原に出るときのワクワク感はぜひ味わってほしい。


10周年を迎えたWorld of Warships


 10周年を迎えた「World of Warships」だが,この間に800隻もの史実艦艇が実装され,コンテンツも大幅に増えて,より遊びやすくなった。「えー? 10年前のゲームでしょ?」と思うなかれ,それだけサービスが続いているということは面白さも担保されているということなのである。

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 10周年を記念したキャンペーンが実施されており,Tier VIの艦艇がもらえたり,毎日のログインでクレジットやプレミアムアカウントなどがもらえたりと,今からでも始めやすくなっている。
 また,過去にプレイしていた人向けの報酬も用意されているので,復帰してみようと思っている人も今がチャンスだ。

 今は対人戦だけではなく,Co-op戦も用意されており,「対人戦は苦手」という人でも楽しめるようになっている。ランク戦があるので,バリバリに対人戦で艦隊戦を繰り広げたい人も満足できるだろう。
 10年という年月で積み上げられた,本作の面白さをぜひ体験してほしい。

「World of Warships」公式サイト
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