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ネクソン,2025年度第2四半期連結業績を発表。「マビノギモバイル」が好調を維持し業績に大きく寄与
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印刷2025/08/13 19:33

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ネクソン,2025年度第2四半期連結業績を発表。「マビノギモバイル」が好調を維持し業績に大きく寄与

 ネクソンは本日(2025年8月13日),2025年度第2四半期(4月1日〜6月30日)の連結業績を発表した。

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / ネクソン,2025年度第2四半期連結業績を発表。「マビノギモバイル」が好調を維持し業績に大きく寄与

 第2四半期の売上収益は1189億円で,会計基準ベースでは前年同期比3%減となったが,一定為替レートベースでは6%増と堅調な伸びを見せたという。営業利益は377億円(前年同期比17%減),四半期利益は168億円(同58%減)となった。四半期利益の大幅減は,前年同期に82億円の為替差益を計上していた一方で,当期は175億円の為替差損を計上したことが主因だという。

 タイトル別では,「メイプルストーリー」「FC ONLINE」,PC版「アラド戦記」が好調を維持し,「MapleStory Worlds」のサービス地域拡大が売上に貢献。さらに,3月にローンチした「マビノギモバイル」がMAUや課金ユーザー数で好調をキープし,第2四半期業績を押し上げた。

ネクソン公式サイト IR・投資家情報ページ


<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>



2025年度第2四半期連結業績のお知らせ
『メイプルストーリー』及びPC版『アラド戦記』の好調なモメンタムが継続

オンラインゲームの制作及び運用を行う株式会社ネクソン(本社:東京都港区、代表取締役社長:李 政憲/イ・ジョンホン、東証:3659、以下 ネクソン)は、本日2025年度第2四半期(2025年4月1日〜6月30日)連結業績を発表いたしました。

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当社の代表取締役社長であるイ・ジョンホンは、次のように述べています。
「第2四半期は、当社予想を上回る着地となり、非常に良い業績を達成しました。当社は、主要タイトルを再度成長軌道に乗せ、新作タイトルの好調な立ち上げや新しいサービス展開を通じてグローバル市場におけるプレゼンスを高めています。さらに、10月30日にリリース予定の『ARC Raiders』は、現在Steamのウィッシュリストで世界第6位にランクインし、ローンチに向けて注目を集めています。」

2025年度第2四半期業績概要及び直近のハイライト


・第2四半期の売上収益は、会計基準ベースで前年同期比3%減少(一定為替レートベース[1]で6%増加)の1,189億円となり、当社業績予想を上回った。『メイプルストーリー』、『FC ONLINE[2]』、PC版『アラド戦記』の好調に加え、『MapleStory Worlds』のサービス地域拡大及び『マビノギモバイル』が業績を牽引
・営業利益は、堅調な売上収益が牽引し、当社業績予想を上回る377億円で着地。前年同期比では、会計基準ベースで17%減少(一定為替レートベース[1]で10%減少)
・四半期利益[3]は、前年同期比58%減少の168億円。2024年第2四半期に82億円の為替差益を認識した一方で、当四半期は175億円の為替差損を認識したことが要因
・アラド戦記、メイプルストーリー、FCの3大フランチャイズの第2四半期合計売上収益は、2024年第2四半期にローンチした『アラド戦記モバイル』の減収が要因となり、前年同期比で13%減少
・『マビノギモバイル』は、3月のローンチ以降好調を維持し、第2四半期業績に大きく寄与
・新作AAAアクションアドベンチャーゲーム『Woochi the Wayfarer』が、PC及びコンソールでのグローバル配信に向け、開発の初期段階にあることを今週発表
・Embark Studiosの、『ARC Raiders』は10月30日にグローバルリリース予定。また、同スタジオが手掛ける『THE FINALS』は、中国で7月にISBNライセンスを取得し、8月8日よりクローズドアルファテストを実施中

フランチャイズ別ハイライト


・アラド戦記フランチャイズ
− 第2四半期のPC版『アラド戦記』は、直近のコンテンツアップデートがプレイヤーから好評を博したことで、売上収益が前年同期比で67%成長。一方で、フランチャイズ全体の売上収益は、中国『アラド戦記モバイル』をローンチした前年同期との比較で40%減少。第3四半期は、PC版の成長を引き続き見込む一方で、フランチャイズ全体では第2四半期同様の要因で前年同期比約45%の減収を予想
− PC版『アラド戦記』:韓国では第1四半期以降モメンタムが加速。前年同期比で132%成長し、過去最高の四半期売上収益を達成。中国においても、労働節アップデートの好調により、第2四半期の売上収益は当社予想を上回り、前年同期比で力強い2桁成長を達成。また、その後の周年アップデートがユーザーの呼び戻しに大きく寄与した結果、6月のMAU及び課金ユーザー数が今年最高水準まで上昇。第3四半期も、韓国及び中国いずれも前年同期比での成長を見込む
− 『アラド戦記モバイル』:第2四半期の周年アップデート後、想定ほど復帰ユーザーを維持出来なかったことにより、当社の想定を下回った。一方で、第3四半期は7月のレベルキャップ開放をはじめとする複数のアップデートにより、第2四半期との比較でやや増収を見込む。テンセントとの共同開発による新規コンテンツは、年内に中国でリリース予定
− 『The First Berserker: Khazan』:6月にサマーキャンペーンを開始し、新規コンテンツの追加及びプロモーションを実施。本作のリリースは、世界的にアラド戦記フランチャイズを拡大していけるという確信を深めるものとなった

・メイプルストーリーフランチャイズ
− 第2四半期は、韓国『メイプルストーリー』の好調および『MapleStory Worlds』のサービス地域拡大が牽引し、フランチャイズ全体の売上収益は前年同期比で60%成長。第3四半期も好調を維持し、前年同期比で約70%の増収を予想
− 韓国『メイプルストーリー』:夏季アップデートにより、アクティブユーザー数が大幅に増加し、韓国におけるPCカフェ占有率は過去最高の25%を記録。売上収益は前年同期比で91%増加し、過去最高の第2四半期売上収益を達成。第3四半期も、新規コンテンツのリリースにより強いプレイヤーエンゲージメントを維持することで、対前年同期で2倍超の増収を見込む
− グローバル『メイプルストーリー』:第2四半期は前年同期比で増収。複数のプロモーション施策が奏功し、前年同期比で売上収益が36%成長した欧米地域が牽引。夏季アップデートが、プレイヤーコミュニティの好評を博した
− 『MapleStory Worlds』:第2四半期の売上収益は、当社予想を大幅に上回り前年同期比で7倍超に増加。今年の欧州及びアジア[4]地域へのサービス展開以降、着実に売上収益を創出し、強固なプレイヤー基盤を構築。第3四半期も好調が続くことを予想
− 『MapleStory Universe』プロジェクト:ブロックチェーンベースのPC向けMMORPG『MapleStory N』が5月15日に一部地域でサービスを開始。自律型経済モデルを導入した実験的プロジェクトとして、Web3エコシステム内でプレイヤー主導のゲーム内経済を構築。次世代型アプローチが従来のWeb2ゲームの抱える制約をいかに克服し得るかについての知見の拡充に寄与
− 『MapleStory: Idle RPG』:放置系ゲームの開発を行うAble Gamesとの共同開発によるモバイル向けタイトルで、年内にグローバル[5]リリース予定

・FCフランチャイズ
− 『FC ONLINE[2]』は、7周年アップデートの好調により、当社業績予想を上回り、弱い季節性にもかかわらず、前年同期比及び前四半期比の売上収益が共に増加。第3四半期は、シーズン最優秀チーム「Team of the Season」アップデートや9月に予定のレジェンド選手によるエキシビションマッチなどのマーケティング施策により、高いプレイヤーエンゲージメントの維持を見込む

・マビノギフランチャイズ
− 『マビノギモバイル』のローンチ成功と、『Vindictus: Defying Fate』のアルファテストへのプレイヤーの高い関心は、マビノギIPが当社ポートフォリオにおける安定的な収益基盤となり得る可能性を示した
− 『マビノギモバイル』:3月のローンチ以降、MAU、課金ユーザー数、ARPPUの全てが好調を維持し、売上収益は当社の業績予想を上回った。第3四半期は第2四半期との比較で勢いがやや落ち着くことを予想するものの、売上収益に大きく寄与することを見込む
− 『Vindictus: Defying Fate』:6月のアルファテストが大きな成功を収め、Steam Nextフェスにおける最もプレイされた体験版となった

シュータージャンル
− 『The First Descendant』:第2四半期の売上収益は、当社業績予想のレンジ内で着地。第3四半期は、8月7日に実施した大規模なシーズン3アップデートにより、前四半期比で約3倍の増収を見込む
− 『THE FINALS』:6月に実施のシーズン7アップデートが好評を博し、第2四半期の売上収益は当社予想を上回った。前年同期比で増収となり、成長軌道に回復。中国では、7月にISBNライセンスを取得。パートナーのテンセントが8月8日よりクローズドアルファテストを開始
− 『ARC Raiders』:5月のテクニカルテストで成功を収めて以降、プレイヤーの関心と支持を集め、Steamのウィッシュリストランキングで世界第6位にランクイン。10月30日にグローバルリリース予定

株主還元


1年間で取得総額1,000億円を上限とする自己株式取得の方針に基づき、6月25日までに500億円相当の自己株式の取得を完了。さらに、250億円分の自己株式取得を8月14日から10月31日までに実施することを本日の取締役会にて承認。残枠の250億円相当の自己株式取得については、投資機会、財務状況及び市場環境等を総合的に勘案の上、期限である2026年2月までに実施予定

2025年度第3四半期業績予想


・売上収益は、1,166億円から1,271億円を予想。会計基準ベースで前年同期比14%から6%の減少(一定為替レートベース[1]では12%から4%の減少)
・営業利益は、327億円から412億円を予想。会計基準ベースで前年同期比36%から20%の減少
・四半期利益[3]は、264億円から328億円を予想。会計基準ベースで前年同期比2%の減少から21%の増加
・為替感応度[6]:日本円が米ドルに対して1円変動した場合、2025年度第3四半期の売上収益及び営業利益に対して以下の影響を予想
   ― 売上収益:8.3億円
   ― 営業利益:2.3億円

決算レター


投資家、アナリスト、メディアの皆さま向けに、第2四半期の業績及び第3四半期業績見通しの詳細を記載した2025年12月期第2四半期決算レターを発行いたしました。当社IRウェブサイトより是非ご覧ください。
IRウェブサイト:https://www.nexon.co.jp/ir/

オンライン決算説明会(音声のみ)(日本語・英語)


2025年12月期第2四半期決算説明会の開催について、以下のとおりご案内いたします。オンライン説明会(音声のみ)は日本語・英語の同時通訳付きで行いますが、質疑応答は逐次通訳となります。

日時: 2025年8月13日(水) 午後5時00分〜午後6時30分
決算短信、決算レター及び決算説明資料は、当社IRウェブサイトに掲載いたします。

開催方法
Zoomウェビナーにて実施します。招待リンクから参加後、「通訳」ボタンをクリックして言語チャンネルを選択することで、通訳音声を聞くことができます。

参加方法
登録ページ(下記リンク)より、事前の参加登録をお願いいたします。登録後、オンライン決算説明会のURL、ウェビナーID及びパスコードを自動メールでご案内いたします。
登録ページ:
https://zoom.us/webinar/register/WN_H1O6il65QCOOPC1qjc0ijw

Q&Aセッション


Q&Aセッションは日本語、英語、韓国語での逐次通訳で進行いたします。ご質問の際は、翻訳に時間がかかる場合がございますので画面内に発言の許可が表示されるまでお待ちください。

音声アーカイブ及びトランスクリプト


オンライン決算説明会終了後、音声アーカイブ及びトランスクリプトをIRウェブサイト(https://www.nexon.co.jp/ir/)に掲載予定です。

 本資料は四半期業績に関する概要をお伝えするためのもので、投資家の方々に当グループに関する参照情報をご提供することを目的としており、当社の株式及びその他の有価証券等の売買等を勧誘又は推奨するものではありません。

株式会社ネクソン https://www.nexon.co.jp/
1994年に創業したネクソン(本社所在地:東京都港区)は、オンラインゲームの制作・開発、配信を手掛ける会社です。2011年12月に東京証券取引所第一部へ上場し、JPX日経インデックス400、日経株価指数300、日経平均株価225の構成銘柄にも採用されています。現在、代表作である『メイプルストーリー』、『マビノギ』、『アラド戦記』をはじめとする40を超えるゲームを、190を超える国と地域でPC、コンソール及びモバイル向けに提供しています。2024年には、主要フランチャイズにおける新たな体験の提供を通じた垂直方向の成長、またネクソンのIPポートフォリオに次の柱を創出する水平方向の成長の二軸で構成されるIP成長戦略を策定しました。

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[1] 一定為替レートとは、売上収益を認識するネクソングループの各法人が所在する国の現地通貨の対円レートを前年同期の為替レートに固定して計算したNon-GAAP指標
[2] 正式名称は『EA SPORTS FC(TM) ONLINE』(PC) 及び『EA SPORTS FC(TM) ONLINE M』(モバイル)
[3] 四半期利益とは、親会社の所有者に帰属する四半期利益
[4] 中国及び日本を除くアジア諸国
[5] 中国、ベトナム、その他一部地域を除く
[6] 多くの場合、韓国ウォンと中国元は、米ドルにほぼ連動。簡略化のため、米ドル及び日本円の為替レートに変動があった場合、韓国ウォン及び中国元は日本円に対して同様に変動するとの前提条件を置いて為替感応度を計算

ネクソン公式サイト IR・投資家情報ページ

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