コロプラ，マネージャー以上の管理職を除く26歳以上の正社員を対象にした，キャリア転進支援制度の実施を発表

　コロプラは2025年11月5日に開催した取締役会にて，キャリア転進支援制度を実施すると決議した。対象者は，マネージャー以上の管理職を除く26歳以上の正社員。
　2026年1月31日付けの希望退職者を70名程度募集し，会社都合の退職として扱ったうえで特別退職金の支給や，希望者に対する再就職支援などを行う予定だ。


　コロプラは，近年のモバイルゲーム市場は厳しさを増しており，新作ヒットタイトルの創出が年々難しくなっているとした。
　中核をなすエンターテインメント事業は，2025年9月期も赤字を記録し，厳しい経営状況となっている。エンターテインメントを主軸として長期的な事業の安定性と企業の存続性を高めていくために，今回のキャリア転進支援制度の実施を決めたようだ。

　なお，キャリア転進支援制度の実施にともなう特別退職金などの費用は，約2億1000万円を見込んでおり，2026年9月期第1四半期において，特別損失に計上する予定だ。この費用は，実際の応募者の人数や構成によって変動する。