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Steam向け新ハード「Steam Machine」を発表。Steam Deckの6倍以上の性能で,4K/60fpsのゲームプレイ,レイトレーシングに対応
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「Steam Machine」は,Steamに最適化されたハードウェアで,形状は約6インチ(160mm)の立方体。4K/60fpsのゲームプレイやレイトレーシングにも対応しており,その性能は「Steam Deck」の6倍以上とうたわれている。スペックは以下のとおり。
CPU:
Semi-custom AMD Zen 4 6C/12T / 4.8GHz,30W TDP
GPU:
Semi-Custom AMD RDNA3 28CUs
・最大持続クロック2.45GHz,TDP 110W
・FSR対応で,4K/60fpsをサポート
・レイトレーシング対応
・Steam Deckの6倍以上の性能
メモリ:
16GB DDR5+8GB GDDR6 VRAM
ストレージ:
512GB / 2TB SSDモデル
・ストレージ拡張/ポータブルカタログ用 micro SDカードスロット
電源:
AC電源110-240V
I/O(入出力):
DisplayPort 1.4
・最大4K/240Hz または 8K/60Hz
・HDR,FreeSync,デイジーチェーンをサポート
HDMI 2.0
・最大4K/120Hz
・HDR,FreeSync,CECをサポート
有線接続:
イーサネット 1Gbps
USB:
USB-C 10Gbps,3.2 Gen 2
USB-Aポート:
・前面にUSB3 3×2
・背面にUSB2 3×2
無線接続:
2×2 Wi-Fi 6E,専用BTアンテナ
Steam Controller 2.4GHz無線
「Steam Controller」は,過去に販売された同名製品の新モデルとなる。Steamで遊べるあらゆるゲームをプレイするために設計されたゲームパッドで,Steamが遊べる環境であればどこでも快適に動作するという。
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「Steam Frame」は,SteamOSを搭載するスタンドアロン型のVRヘッドセット。VRゲームはもちろん,非VRゲームにも対応しており,すべてのSteamゲームを新しい方法で体験できるデバイスとうたわれている。
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4nm Snapdragon 8 Gen 3 ARM64 プロセッサ,16GB統合LPDDR5X RAM,ストレージに256GBあるいは1TBが搭載された,いわば小型PCで,スタンドアロンのワイヤレスヘッドセットとして運用できる。
また,重量もヘッドストラップなどを含むフル装備でも440gと軽量となっている。
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光学系には,パンケーキレンズを採用。ディスプレイは片目解像度2160×2160の液晶で,リフレッシュレートは72〜144Hz,視野角は最大110度となっている。また,プレイヤーの中心視野ほど高解像度に,視野の外側ほど低解像度に描画する手法のフォービエイテッドレンダリングに対応しており,処理負荷を下げることでワイヤレスでも高精細な映像表現を実現しているという。
コントローラとして「Steam Frame Controller」が同梱される。6DOF(6自由度)のトラッキングおよびIMUサポートで,ハプティクスフィードバック機能やフィンガートラッキングを搭載する。一般的なゲームパッドの機能もひととおり備わっており,電源には単3電池を使用。最大40時間使用できるという。
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なお,これらの商品の具体的な発売日や価格は年明け以降に発表される予定とのこと。日本向けには,公式販売パートナーのKOMODOから発売される。
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