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「DualSense」や「Xbox ワイヤレス コントローラー」にボタンを追加できるアタッチメントをAKFuryブースでチェック[TGS2025]
ブースの担当者によると,2025年後半から2026年の発売を予定しているとのこと。価格は未定だが,1万円を超えることはないという。
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ゲームパッドへのマクロ設定など機能を付加するアタッチメントの接続は,プレイするゲームタイトルの規約違反により,アカウント停止処分となる可能性があります。本稿は,あくまでも情報であり,そういった機器との接続を推奨するものではありません。
AKFuryは,中国・広州の企業であるGuangzhou Mowan Information Technologyが手がけるブランドだ。ブースにあったパンフレットによると,ブランドは2025年に立ち上がったばかりだそうで,ほとんど情報がない。
ブースには,DualSenseに装着する「Spider 5」と,Xbox ワイヤレス コントローラーに装着する「Spider XS」を展示していた。Spider 5を装着したDualSenseは,PCとPlayStation 5(以下,PS5),Nintendo Switch(以下,Switch)で,Spider XSを装着したXbox ワイヤレス コントローラーは,PCとXbox Series X|S,Switchで利用できる。
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いずれの製品も,デザインはほぼ共通しており,薄型ながらショルダーボタンと背面ボタンを備えている。背面ボタンは2交換式で,ボタン式と4ボタン式のパーツがそれぞれ付属しており,取り付けるときに選べる仕組みだ。
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Spider 5は,DualSense本体のUSB Type-Cポートにコネクタを差し込むだけである。しっかりと固定するためのロック機構も用意されており,試遊では激しくプレイしても,ずれることはなかった。
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本体が薄いこともあって,DualSenseに最初から背面ボタンがあるような感覚で操作できる。なお,ショルダーボタンと背面ボタンのスイッチは,磁気式とのことだが,押下感はメカニカルライクで小気味よかった。
また,本体には,連射用のTurboボタン,ボタンの機能を割り当てるMappingボタン,プロファイル変更用のProfileボタンもある。
ボタンの設定変更を行うときは,PS5側での操作は不要とのこと。たとえば,ボタンの機能割り当ては,Mappingボタンを使うか,今後提供予定のスマートフォン用アプリで行うそうだ。
設定用アプリの情報がまったくないので分からない点は多いが,ひとつのボタンに複数のボタン(おそらくはキーボード操作も)を割り当てられるという。おそらくは,Turboボタン+Aボタン,Mappingボタン+Aボタンといった複数ボタンを組み合わせて使うパターンだろう。マクロ登録は500ステップまで登録できるとのことだった。
なお,Spider 5を装着した状態でもワイヤレス接続で,ゲームをプレイできるそうだが,ブースのデモは接続に失敗しがちで,まだ苦労している部分があるようだった。また,ワイヤード時のUSBレポートレート(ポーリングレート)は,PC接続時で1000Hz,PS5接続時が500Hz,Switch接続時が125Hzになるそうだ。
Spider X5もSpider 5とほぼ同じスペックだが,Xbox ワイヤレス コントローラーに装着するときに,バッテリーカバーを外す必要があるという。さらに,2.4GHz帯でPCと接続するときのポーリングレートが1000Hzになるとの説明があった。
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また,Spider X5は容量1300mAhのバッテリーを装着できるとのことだったが,どこにつけるかは不明だ。発売前の追加情報を待つしかない。
ブースには,「Monster P5 Plus」というアダプタもあった。PCやPS5との接続時にゲームパッドへのボタン割り当てやマクロ登録といった機能を追加できるもので,ほとんどのゲームパッドに対応するそうだ。
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AKFury公式Webサイト
4Gamerの東京ゲームショウ2025特設ページ
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