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ロフトベッドを備えた簡易防音室「ONE-Z Loft」に新モデルが登場。既存製品から設計を大幅見直し[TGS2025]
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川上産業によると,手ごろな価格かつ,工事不要で導入できる簡易防音室が人気で,とくに「想像していた以上に個人からの発注が多い」とのこと。ゲーマーに限らず,「お隣さんと平和な関係を継築きつつ,大きな音を出したい」というニーズが高まっているのだろう。
川上産業は,ホール2(02-C14)にある一般展示コーナーと,ホール9(09-E41)にあるゲーミングライフスタイルコーナーの2か所に,ブースを構えており,ホール9側のブースで新製品のONE-Z Loft+を体験できる。
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ONE-Z Loft+は,関家具が手掛けるゲーマー向け製品ブランド「Contieaks」とコラボレーションした製品で,防音室とロフトベッドを組み合わせているのが見どころだ。発売は2025年内を予定しているという。
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防音室とロフトベッドを組み合わせた製品としては,東京ゲームショウ2024で展示していた「ONE-Z Loft」があるのだが,ONE-Z Loft+は従従来製品から設計を大幅に変更したそうだ。
既存のONE-Z Loftは,ロフトベッド用の骨組みと防音室が分離した構造で,ロフトの下に防音室をセットしていた。それに対してONE-Z Loft+は,ロフトベット部分が防音室と一体になっており,防音室の上に直接マットレスを敷く方式に変わった。
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ONE-Z Loft+は,マットレスを天井として使うことになるわけだが,さらに防音材としても利用できる。なお,マットレスは付属しないので,自分の好みに合わせて選ぶといいだろう。
天井をマットレスとすることで,防音室内の換気がしやすくなるのもポイントだ。マットレスをずらすだけで,手軽に外の空気を取り込める。
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また,防音室のファンを活用する,あるいは防音室内の空気をサーキュレーターなどで循環させることで,マットレスの蒸れ防止につながるかもしれない。なお,設計の変更に合わせて,設置するファンの位置を見直しており,防音室内のエアフローを改善したという。
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というわけで,TGSの環境はあちこちからいろんな音がするため,防音室の性能を内側から確認するのにとてもってこいだ。まだ,防音室を体験したことがない人は,気軽に試してみるといいだろう。なお,ホール2側のブースには,既存のONE-Z Loftが展示されているので,両方体験できるチャンスだ。
川上産業のONE-Z製品情報ページ
4Gamerの東京ゲームショウ2025特設ページ
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