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Appleのアレより安い? JAPANNEXTが6K解像度の31.5型液晶ディスプレイを披露。ちょっと縦が広くなった14型×2画面も発売に
いずれもゲーマー向けの製品ではないが,コンテンツ制作用途やサブディスプレイとして使うには役立ちそうな製品だ。本稿では,事前に行われた製品発表会での情報と合わせて紹介しよう。
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今回の主題である6K液晶ディスプレイは,本稿掲載時点で開発中のもので,正式名称はない。発売時期は2026年の予定で,価格は未定だ。ただ,外観やスペックは,ほぼ製品版相当と思われる。
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スペックを見ていこう。まず肝心のディスプレイパネルは,31.5インチサイズで解像度は6016×3384ドット,アスペクト比16:9のIPS方式液晶パネルを採用している。垂直最大リフレッシュレートは未公開であるが,デモ機は60Hzで表示していた。
インタフェース周りの仕様も未公開だが,展示機はDisplayPort×1とHDMI×2,おそらくDisplayPort Alternate Mode(以下,DP Alt)対応USB Type-C×1を備えているようだ。
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コンテンツ制作用途を狙った製品でもあるので,色再現性の高さも特徴のひとつとなっている。PCディスプレイで一般的な色域規格「sRGB」のカバー率は100%,デジタルシネマ向けの色域規格「DCI-P3」のカバー率は98%と,どちらもIPS液晶パネルとしては良好だ。
ゲーム開発者や動画制作者なら,価格次第で魅力を感じる製品かもしれない。
一方のモバイル液晶ディスプレイは,「JN-DMD-IPS14WX」という製品で,税込直販価格3万9980円で,すでに販売も開始している。
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14インチサイズの液晶パネルを,蝶番で上下につないだ2画面型ディスプレイで,持ち運ぶときは折りたためる仕組みだ。
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縦解像度が1920×1080ドットよりも,約11%大きいので,縦方向に多くのテキストを表示したい用途に適するという。
映像入力インタフェースは,メイン画面用にDP Alt対応USB Type-C×2とmini HDMI 1.4×1,サブ画面用にもDP Alt対応USB Type-C×1とmini HDMI 1.4×1を備える。
出張時やリモートオフィスのような環境でも多画面環境で作業をしたいという人には,歓迎されそうな製品だ。
JAPANNEXTのJN-DMD-IPS14WX製品情報ページ
JAPANNEXT公式Webサイト
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