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鉄板焼きを作るボードゲーム「TeppanDo」がKickstarterでキャンペーン展開中。衛生第一素手厳禁,ヘラを使って食材カードをうまくひっくり返そう
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Kickstarter「TeppanDo: The Quick-Flip Chaos Party Game」
「Studio Denka」公式サイト
「TeppanDo」のプレイヤーは鉄板焼きを作る師父(Shifu)となり,お題の料理を作らなければならない。
食材は,「テトリス」で上から落ちてくるテトリミノのような,さまざまな形のカードで表されており,表面には生の状態,裏面には焼けた状態のイラストが描かれている。師父たる者は衛生第一なので,食材を素手で掴むようなことはできない。まずはピンセットで必要な食材をつまみ取り,生の絵が描かれた面を上にして鉄板に置く。次に両手に鉄板焼きのヘラを持ち,食材をくるりと回転させ,焼けた絵の面を上にする。最後に焼けた食材を皿の上に置き,見本どおりに盛り付ければ完成だ。
もちろん,盛り付けの際にも素手を使ってはならず,ヘラでうまく位置と向きを整えなければならない。
![]() ピンセットで食材カードを掴む |
![]() 食材カードを鉄板の上に置く。カードの表と裏には「生の状態」と「焼けた状態」の絵が描かれている。生の場合,カードの地色は白だ |
![]() ヘラを使って食材カードをひっくり返し,焼けた状態の面を上にする。こちらはカードの地色が黒なので分かりやすい |
![]() お皿の上に食材を盛り付ける。ここでもヘラを使わなければならない。写真中央はお題が描かれたカードで,これを見本として正しく食材を配置する必要があるわけだ |
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ゲームモードとしては,材料を渡す助手と鉄板焼きを作るシェフがチームとなって何品の料理を作れたかを競う「パーティーゲーム」(3〜6人用),2チームが同じ料理を題材としてスピードを競う「レースゲーム」(2〜4人用),1人で「鉄板焼きの神」(Teppanyaki God)を目指す「ソロチャレンジゲーム」などがあり,さまざまな遊び方ができる。
「クイックフリップカオスパーティーゲーム」を謳うだけあり,シンプルなルールと身近な題材で幅広い層が盛り上がれそうだ。
45シンガポールドル(約5100円)のプレッジでゲームが手に入り,65シンガポールドル(約7400円)ではピンセットとヘラ,鉄板,食材タイルが木で作られたデラックスバージョンが提供されるとのこと。
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料理をテーマとしたボードゲームやビデオゲームは多数あるが,本作の面白さは,料理それ自体の手作業感をフィーチャーしたルールにあるだろう。
「素手で食材に触れてはならない」というルールのもと,「食材を掴む」「食材をひっくり返す」「見本どおりに盛り付ける」といった作業を,ピンセットやヘラを手に持ち,実際に行うのは器用さを問われると同時に,おままごと風でもあり,楽しそうだ。
なお,本作は英語のみに対応しているようだが,日本にも配送は可能だ。マニュアルのPDFも配信されている(要アカウント)ので,気になる人はチェックしてほしい。
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