お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名

LINEで4Gamerアカウントを登録
ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2025/06/21 12:41

ニュース

ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む

 ゾンビ映画「バタリアン」(原題:Return of the Living Dead)の公式テーブルトークRPG(TRPG)となる「Return of the Living Dead Official TTRPG」のクラウドファンディングキャンペーンがKickstarterで行われている。プレッジ(支援)受付の締切は日本時間の2025年6月25日4:00と残りわずかだが,目標金額はキャンペーン開始後,わずか3時間ほどで達成した模様だ。

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む

Kickstarter「Return of the Living Dead Official TTRPG」キャンペーンページ

「Evil Genius Games」公式サイト


 1986年に日本公開された映画「バタリアン」は,死者を復活させ,人間をゾンビ化する化学物質「トライオキシン245」が漏れ出したことによるパニックを描いた作品で,カルト的な人気を獲得し,シリーズ化された。ゾンビがしゃべったりなどユーモラスな要素もあり,コールタール漬けのタールマンや,上半身だけのオバンバなど,個性的なゾンビたちも話題を呼んだ。

 そんな「バタリアン」をTRPGにするのはEvil Genius Gamesで,ほかにも,「ランボー」「ニューヨーク1999」「キングコング:髑髏島の巨神」などの映画を原作としたTRPGを開発している。

画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む 画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む

 キャラクターのオリジン(出自)としては,「Postmortem Technician」「Final Girl」などがあるが,さらにゾンビである「Living Dead」「Rageful Dead」を選ぶことも可能だ。これに,「パンクロッカー」「Fresh Meat」などのバックグラウンド,さらに「スリーパーエージェント」「墓泥棒」「トライオキシン245を作ったDarrow Chemical Companyの役員」などの職業を組み合わせて自分のキャラクターを作成し,ゲームマスターが用意したシナリオに挑んでいく。

画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む

 なお,「Return of the Living Dead Official TTRPG」は,「Everyday Heroes」システムのサプリメントであり,プレイには「Everyday Heroes」のコアルールブック(Core Rulebook)が必要になるとのことだ。

「Everyday Heroes Core Rulebook」
画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む

 30ドル(約4400円)のプレッジで,ルールを記した126ページの書籍「Return of the Living Dead Cinematic Sourcebook」の紙版とデジタル版を入手可能だ。50ドル(約7300円)では上記に加えて「Roll20」「Foundry」「Quest Portal」といったバーチャルテーブルトップ(VTT)用のマップやトークン,アートライブラリ,そしてTRPG用の楽曲を作るSyrinscapeによる50曲以上のサウンドセットなどがリワードとなる。さらに,75ドル(約1万1000円)では「Everyday Heroes Core Rulebook」の紙版とデジタル版が加わる。

 アドオンとしては,15ドル(約2200円)でタールマンのエナメルピンズやその夜光バージョン,20ドル(約2900円)で白地に血しぶきが飛んだデザインのダイスセット「Blood Splatter Dice」,25ドル(約3600円)でタールマンのぬいぐるみ,そして40ドル(約5800円)でトライオキシン245が入ったドラム缶をモチーフとしたダイスロール用の容器とダイストレー「Trioxin Barrel Dice Roller & Tray」が用意されている。

「Return of the Living Dead Cinematic Sourcebook」
画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む
画像ギャラリー No.007のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む

バーチャルテーブルトップ用のマップやトークン,アートライブラリ
画像ギャラリー No.008のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む

画像ギャラリー No.009のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む
サウンドセット
画像ギャラリー No.010のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む
タールマンのエナメルピンズ

「Blood Splatter Dice」
画像ギャラリー No.011のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む

タールマンのぬいぐるみは12インチ(約30.5cm)で,アゴが可動するという
画像ギャラリー No.012のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む

「Trioxin Barrel Dice Roller & Tray」
画像ギャラリー No.013のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む

 公式サイトでは4時間ほどでプレイできる無料アドベンチャー「Adventure: Typical Army F*ck-Up」の配信も行われているので,気になる人はあらかじめ,こちらで試すといいだろう。

「Adventure: Typical Army F*ck-Up」
画像ギャラリー No.014のサムネイル画像 / ゾンビ映画「バタリアン」がTRPGとして復活。「最後に生き残った少女」などの自キャラを作成し,終わりなきゾンビとの戦いに挑む

 今のところ,対応言語は英語のみであるようだが,Evil Genius GamesのECサイトにある送り先として,「JAPAN」の選択肢もあるので,日本への発送にも対応していると思われる。気になる人は問い合わせてほしい。
 1986年のゾンビ映画が公式TRPGとして帰ってきたわけだが,短時間で目標額を達成したのは,映画ファンやTRPGファンの期待の大きさを示しているようだ。
  • 関連タイトル:

    実写映画/ドラマ/特撮

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:06月20日〜06月21日