
ニュース
Cherry MX採用でスイッチ周りのデザインを一新した片手用キーパッド「Azeron Keyzen」が登場
![]() |
Azeronの片手用キーパッドと言えば,「Azeron Cyborg II」のように指を囲むように配置されたボタンを並べた,骸骨の手のような異形が特徴のキーパッドだ。わずかな指の動きで各ボタンを押せるようになっているので,どのボタンも押しやすいのが見どころだ。
ただ,わずかな動きでボタンを押せるということは,誤入力しやすいということでもあり,かなりの慣れが必要な機器でもあった。
正統進化した異形の片手用キーパッド「Cyborg II」レビュー。慣れは必要だが利便性は高い

従来の片手用キーパッドの問題点を解消した異形のキーパッド「Azeron Cyborg」の第2世代モデル「Cyborg II」が登場した。どんな機能がある製品で,どんな使いかたができるのかを紹介していきたい。
Keyzenは,「キーボードから移行したいけれど、高度なCyborg IIにはまだ準備ができていないゲーマーにとって、最適な最初のステップ」というキーパッドだ。各ボタンは,キーボードのキーと同じようなデザインとなり,キー配置も軽く湾曲してはいるものの,Cyborgシリーズほど突飛ではない。誤入力は格段にしにくくなったはずだ。
![]() |
Cyborgシリーズは,各ボタンにマウス用スイッチを使っていたそうだが,Keyzenの各ボタンは,ゲーマー向けキーボードでお馴染みのCherry MXメカニカルキースイッチを採用。クリック感が強い「MX Blue」,クリック感がない「MX Red」,打鍵音がしない静音タイプの「MX Brown」の3種類から選べる。
![]() |
スイッチ周りを除けば,それ以外の仕様はCyborg IIとほぼ同じようだ。各ボタンの並ぶ指の部分や,親指で操作するThumb Stickモジュールの角度はカスタマイズ可能で,パームレストもカーブタイプとフラットタイプの2種類を用意する。Thumb Stickには,ドリフト現象を起こしにくい磁気ホール式スティックを採用しているのもポイントだ。
写真はすべて左手用であるが,プラス10ユーロ(約1730円)で右手用レイアウトを注文することもできる
![]() |
Cyborgシリーズに興味はあるが,誤入力しやすそうで手が出せないという人には,魅力的なキーパッドとなりそうだ。
AzeronのKeyzen販売ページ(英語)
- 関連タイトル:
Azeron
- この記事のURL: