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乱世での立場は,その前の生き様で決まる。黄巾の乱“前夜”を舞台にした異色の歴史シミュレーション「猛将三国」が本日発売へ
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猛将三国は,「黄巾の乱」が巻き起こる前夜にあたる西暦182年の中国を舞台にした“個人視点の三国志シミュレーション”を謳う作品だ。プレイヤーは1人の武将となり,自分なりの生き方を探していくことになる。
「三国志」で語られる群雄割拠の時代が訪れる直前ということで,プレイヤーキャラクターが活動を開始する時期には各勢力の基盤が整っていない。乱世が訪れる前に行動を起こせば,人脈を広げ,軍事力を持つことも可能だという。
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また,オリジナルキャラクターを作成するだけでなく,歴史上の武将として戦うこともできる。作中に登場する武将は160名以上で,彼らとの出会いやコミュニケーションも重要になるようだ。
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ただし,プレイヤーはあくまで個人であり,その影響力は限られている。本作のテーマは「朝廷の腐敗と天災が蔓延する中,庶民や無名の武将が豪族の狭間でいかに活路を見出すか」であり,天下統一を目指して戦うタイプのゲームではない。
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Steamストアページでは「ゲームの初期難易度はかなり高い」とハッキリと語られており,かなりハードな内容になるようだ。興味を持った人は,以下に掲載したリリース文や,Steamストアページの情報をチェックしてみよう。
「猛将三国」公式X(旧Twitter)アカウント
X.D. Network
サンドボックス型戦略RPG
『猛将三国』
6月17日Steamリリース
黄巾の乱前夜を舞台にした
「個人視点の三国サバイバル」で歴史を書き換えろ
X.D. Networkは本日、「南北スタジオ」が開発したサンドボックス型戦略RPG『猛将三国』(Three Kingdoms Mushouden)をSteamでリリースした。販売価格は2,750円、リリース記念で2週間の10%OFFセールを実施中。本作は後漢末期の黄巾の乱直前(西暦182年)を舞台に、プレイヤーが歴史の狭間で勢力を築く「個人視点の三国シミュレーション」を実現する。
「我々が追求したのは『天下統一の方法』ではなく、『乱世で生き延びる術』です。」と開発チームは語る。「朝廷の腐敗と天災が蔓延する中、庶民や無名の武将が豪族の狭間でいかに活路を見出すか? それが本作の核心テーマです」。
■革新性:歴史の隙間を埋める「182年シナリオ」
従来の三国ゲームが黄巾の乱以降を扱う中、本作は叛乱前夜の政治的空白期に焦点を当てる。プレイヤーは諸侯ではなく、オリジナルキャラクターもしくは青年期の曹操・関羽ら160人以上の史実武将となり、司隷・冀州など北方六州で生存戦略を展開する。朝廷の統制力が衰えつつも王朝体制が残るこの時代、豪族間の権力闘争に介入し、党錮の禍(とうこのわざわい)に翻弄される民衆の命運を変える役割を担う。
■三大ゲームプレイの融合
●1. サンドボックス生存戦略
遊侠(賊討伐・古墓探索)、商人(州間貿易)、盗墓者(曹操より先駆けた副業)など多様な生業を選択可能。動的政治システムでは、プレイヤーの選択が豪族の同盟や抗争に連鎖反応を起こす。
●2. 武将育成とオート戦闘
160人以上の武将が独自モデル・専用スキルツリー(例:関羽「青龍偃月斬」)・ランダム天賦を保有。戦闘では最大5武将+40部隊を配置し、性格・士気に基づく自律行動と伏兵召喚・戦術的撤退のリアルタイム指揮を融合。
●3. 歴史再解釈シナリオ
45万字超のテキストで再構築された支線任務が、黄巾の乱前夜の社会矛盾(胡漢交易・流民問題など)を描く。桃園の誓いの前日談や党錮の禍の陰謀など、非英雄視点で体験する三国史。
■技術的特長とリリース情報
●世界構築:
司隷・冀州など6州57都市を実装。写実的な冷兵器戦闘が小規模乱闘から万人規模会戦へ発展する。
●キャラクター創造:
性別選択可能なオリジナルキャラ作成に加え、貂蝉など女性武将のプレイアブル化を実現。
●言語対応:
日本語・英語・中国語(簡体/繁体)に対応し、グローバル三国ファン層をカバー。
- 関連タイトル:
猛将三国
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