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「8番出口」,映画公開でモバイル版の収益成長量は8万ドル(1200万円)以上を記録。PC/コンソール機もDAUが大きく上昇
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8番出口は,地下鉄の駅を舞台に,無限にループする地下通路に閉じ込められたプレイヤーがさまざまな“異変”に恐怖を感じながら出口を目指す。PC/コンソール機に加えて,モバイル版(iOS / Android)もリリースされている。
シンプルなゲーム性ながらも,その完成度の高さが話題を呼び,日本ゲーム大賞2024 年間作品部門でブレイクスルー賞を受賞した。また,さまざまな作品に影響を与え,多くの“8番出口ライク”なゲームが登場している。同作は映画化もされ,8月29日から実写映画として全国公開された。
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Sensor Towerのデータによると,映画公開にあわせて,モバイル版のダウンロード数が上昇したことが確認できるという。
同作は,8月16日から9月15日までの日本における有料モバイルゲームダウンロード数ランキングで,iPhoneにおいて映画公開当日からトップとなった。9月4日から8日まではiPad/Androidを含むモバイルプラットフォームでトップが続いたとのこと。これにより,映画のヒットがゲームにも反映されていることが分かる。
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また,モバイル版8番出口のサブジャンルは環境だが,同ジャンルにおける収益面でも際立っているとのこと。Sensor Towerのデータによると,8月16日から9月15日までの日本における環境モバイルゲームの収益成長量で,8万ドル(1200万円)以上を記録してトップとなった。2位の「Chants of Sennaar」との収益成長量の差は5倍以上になっている。
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モバイル版よりも先行して配信されたPC/コンソール機版についても,映画公開の影響が確認できるという。
Video Game Insightsのデータによると,8月16日から9月15日までのPC/コンソール機版の世界におけるDAU(Daily Active Users)推移では,日本でもSteamとPlayStationにおいて大きく上昇している。Steamにおいては上昇が顕著で,Steam版はリリースから1年以上が経過しており,映画公開前のDAUを見てもそこまで大きくないため,映画公開の影響があったとSensor Towerは推察する。
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Sensor Tower「8番出口映画公開でモバイル版が収益成長量8万ドル以上を記録してランキングトップに、Steam版やPS版でもDAUが大きく上昇」
※記事内の画像はSensor Towerブログより




























