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Blackwell世代のエントリー市場向けGPU「GeForce RTX 5050」登場。3年ぶりのxx50世代は7月下旬発売
デスクトップPC向けグラフィックスカードは,メーカー想定売価4万4800円から(税込,税別は不明)で,7月下旬発売の予定。ノートPC向けGPUも同時に登場しており,PCメーカー各社が製品を発表している。
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GeForce RTX 40シリーズでは,ノートPC向けはあったものの,デスクトップPC向けの「GeForce RTX 4050」は発売されなかった。そのため,xx50番台のデスクトップPC向けGPUとしては,2022年登場の「GeForce RTX 3050」以来となる。
気になるデスクトップPC向けのスペックだが,判明している範囲の情報をGeForce RTX 3050と比較したものを表にまとめよう。
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シェーダープロセッサである「CUDA Core」数こそ,GeForce RTX 3050と変わらないものの,プロセス世代とアーキテクチャの刷新により,GeForce RTX 5050では動作クロックやメモリクロックが大幅に向上しているのが見てとれよう。また,表にはないが,ビデオエンコーダの「NVENC」は第9世代に,ビデオデコーダの「NVDEC」も第6世代へと進化している。
一方で,GeForce RTX 50シリーズが,グラフィックスメモリにGDDR7を使っているのに対して,GeForce RTX 5050はGDDR6に留まるのは目を惹くポイントだ。
GeForce RTX 5050はBlackwell世代になったことで,超解像&フレーム生成技術の最新版「DLSS 4」を利用できるので,トータルでのゲーム性能は相応に期待できそうだ。
NVIDIAのGeForce RTX 5050製品情報ページ
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