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「ペルソナ5: The Phantom X」は中国アジア版からキャラバランスがどう変わっているのか,新キャラ「椎名悠美」の強化ぶりを解説【PR】
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イベントやキャンペーンが次々に開催され,当初はゲーム内にいなかった「新島 真(クイーン)」や「喜多川祐介(フォックス)」が追加されるなど,「ペルソナ5」ファンもエンジンが温まってきた頃合いだと思う。
ただ,逆に「キャラがどんどん出てきて追いきれない!」と嘆くファンの姿も見てとれる。また,本国で1年以上にわたってサービスが続いてきた作品なこともあり,どの段階でキャラクターを引きに行くべきかを悩んでいる人も少なくないだろう。
結論からいえば,焦る必要も,待つ必要もない。
本作のゲームバランスは中国アジア版からブラッシュアップされ,中国アジア版で初期に登場したキャラクターであっても十分に“戦える”ように調整されている。世界最強を目指すのでなければ,ピンと来たキャラクターが出た瞬間が引き時だ。
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そう説明されても,なかなか信じられない人もいるだろう。というわけで,今回はグローバル版では“最新キャラクター”ながら,本国版ではリリース前半に登場した「椎名悠美(フィービー)」の能力をもとに,その変化ぶりを紹介していく。
「ペルソナ5: The Phantom X」公式サイト
「ペルソナ5: The Phantom X」ダウンロードページ
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まずは,前提となるバトル関連の要素を軽く説明しておく。P5Xは「ペルソナ5」に近い戦闘システムを有しているが,運営型タイトルということでいくらかゲーム性に変化が生じているので,そこを把握しておこう。
「ペルソナ5」では弱点を突くことで得られるリターンが極めて大きく,それによってバトルバランスをとっていた。全体のHP総量を低めに設定することで「構成を柔軟に変え,素早く弱点を突けるチームを作る」という部分に重心が置かれていたわけだ。
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一方P5Xでは,敵味方双方のHPがかなり高めに設定されており,多くのキャラに“弱点を突く”以外の役割が求められるようになっている。性能面もそれに合わせて調整され,いずれのキャラもある程度単体で完結した能力を持っている。
そのため,基点となるキャラをもとにパーティ構成を考えれば,そのキャラの個性を生かした活躍を楽しめる。逆に言えば「弱点を突けるキャラ」を機械的に放り込むだけでは勝てない場面も多いので,全体的に見ればバトルは難しくなっていると言えるかもしれない。
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中国アジア版ではサービス開始直後のキャラクターがパワー負けしてしまっている部分もあり,中核として活躍させるのが難しい場面もあったが,グローバル版ではその点が細かく調整されている。
開発チームによると,各種の調整は「長所の伸長」と「パーティとの連携強化」の2点を重視しているとのこと。中国アジア版でのフィードバックをもとに調整が行われたということもあり,グローバル版ではより戦略の幅が広がっているのは間違いないだろう。
椎名悠美(フィービー)の基礎性能と
中国アジア版からの変更点まとめ
前置きが長くなったが,ここからはグローバル版の最新キャラクター「椎名悠美(フィービー)」をもとに,基本的な能力と運用方法を解説したうえで,具体的になにがどう変わったのかを見ていこう。
ストーリー的なネタバレは可能な限り避け,性能面に集中して紹介するが,スキル名などに設定要素が含まれる点はご容赦いただきたい。
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椎名悠美はバトルを補助するサポートキャラクターだ。主に攻撃に関わる支援効果を持ち,同属性の味方を多く編成しているほど能力が強化されるスキルを複数持っている。編成内の“最も多い属性”を参照するので,使う属性自体に縛りがない汎用性の高さが大きな魅力といえる。
・固有ギミック「カクテル」
カクテルはバトル中に獲得できる独自バフだ。所持しているとスキル発動時に自動で消費され,効果を上昇させてくれる。カクテルには「オーダーメイド」「スタンダード」「ベーシック」の3段階が存在し,高品質なものほど大きく強化される。
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カクテルの生成には「フレーバー」が用いられ,フレーバーが3つ揃うとカクテルが完成する。フレーバーは属性と紐付いており,同一属性のフレーバーが多いほど高品質なカクテルが生成される仕組みだ。
フレーバー | 味方がスキル,意識奏功,ハイライトでダメージを与えた際に1つ獲得。フレーバーの属性は,生成のトリガーになったアクションに紐づく。3つ獲得で自動的に消費され,対応する「カクテル」が生成される。 |
カクテル | 品質に応じて「オーダーメイド」「スタンダード」「ベーシック」の3種類が存在し,3つまでストックできる。生成に使用したフレーバーの属性の種類が少ないほど,高品質なカクテルになる。 |
・基本的な運用方法
少し難しそうに感じられるかもしれないが,スキル1は「味方全体の攻撃力を上昇」,スキル2は「味方単体の与ダメージと最大HPを上昇」,スキル3は「特定の属性ダメージの大幅上昇」と,効果自体に難しい部分はない。
大事なのはカクテルの消費量が,スキルによって異なることだ。スキル1は固定で1つが消費され,スキル3は自動でカクテルがすべて消費される。スキル2は所持しているカクテルの品質を向上させられるので,貯めたい場面ではスキル2を使おう。
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同キャラを入手して「意識」を上げていくと,戦闘開始時などにフレーバーやカクテルを入手したり,消費したカクテルからフレーバーを生み出したりと,より効率的にカクテルを生成できるようになる。
いずれにせよ,属性が偏っているほど効率が増すので,少なくとも2人は同一属性のメンバーを仲間に加えておきたい。「高巻杏(パンサー)」をはじめとして,属性を偏らせるメリットの大きいキャラクターは存在するので,それらと合わせて運用するのがオススメだ。
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・中国アジア版からの変更点
グローバル版では全9項目にわたる大幅な調整が加えられている。項目が非常に多いので,まずは3種類のスキルから見ていこう。
数字で見るとちょっとした変化に見えるかもしれないが,これらの効果にはカクテルによる“倍率”が付与されるため,実際には大幅に強化されている。
たとえば,スキル1(スキルレベル10)のもともとの攻撃力上昇量は「悠美の攻撃力の8.0%」だったが,グローバル版では「悠美の攻撃力の8.7%」に変更されている。そして,オーダーメイドのカクテルを用いた場合の上昇量は+120%だ。
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仮に悠美の攻撃力を1000として,オーダーメイドのカクテルを用いると,中国アジア版では+176,グローバル版では+191の攻撃力上昇となる。
攻撃力はスキル倍率などでさらに上昇するので,約20程度の差でも戦闘への影響は大きい。それが最大3つ重なるスキル3の効果の大きさは言わずもがなだろう。
スキル1 「魅惑のビルド」 |
調整前 | 3ターンの間,味方全体の攻撃力を悠美の攻撃力の8%分(最大で攻撃力5000分まで)上昇させる。 |
調整後 | 3ターンの間,味方全体の攻撃力を悠美の攻撃力の8.7%分(最大で攻撃力4600分まで)上昇させる。 | |
スキル2 「魅了のステア」 |
調整前 | 2ターンの間,味方単体の与ダメージを悠美の攻撃力250ごとに1%(最大で攻撃力5000分まで)上昇させ,最大HPを13%上昇させる。 |
調整後 | 2ターンの間,味方単体の与ダメージを悠美の攻撃力230ごとに1%(最大で攻撃力4600分まで)上昇させ,最大HPを13%上昇させる。 | |
スキル3 「活力のシェイク」 |
調整前 | 悠美の攻撃力250ごとに1%(最大で攻撃力5000分まで)上昇し,さらに『カクテル』の質に応じて,『オーダーメイド』『スタンダード』『ベーシック』を1つ消費するごとに効果が120%/100%/50%に変動する。 |
調整後 | 悠美の攻撃力230ごとに1%(最大で攻撃力4600分まで)上昇し,さらに『カクテル』の質に応じて,『オーダーメイド』『スタンダード』『ベーシック』を1つ消費するごとに効果が120%/100%/50%に変動する。 追加テキスト:また『スタンダード』以上のカクテルを2つ以上消費した場合,選択した味方のクリティカルダメージを20%上昇する。 |
※スキルのテキストについては調整に関わる部分のみ抜粋
次は意識と武器効果だ。それぞれ強力な効果だが,強烈なのは効果自体が追加された意識6「XYZ」で,こちらは持っているだけでカクテルによるスキル効果の倍率が変更される。オーダーメイドの倍率が120%から135%になるので,各スキルの効果はより高くなると見ていい。
また,星5武器「ムーンライトフェザー」の効果「カクテルを2つ獲得するごとに自身のクールタイムが1ターン短縮される。」にいたっては“発生率”の概念が撤廃され,条件を満たせば必ず発動する仕組みになっている。
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意識1「モヒート」の変更によってカクテルの獲得手段が増え,意識2「マティーニ」の効果ターンが伸びていることもあり,その強さは中国アジア版と比らぶべくもない。グローバル版では属性統一パーティの要として活躍してくれるはずだ。
意識0 | 調整前 | 自身がスキルを使用する時,『カクテル』を消費して,味方にさまざまな効果をもたらし,味方全体のSPを6回復する。 |
調整後 | 自身がスキルを使用する時,『カクテル』を消費して,味方にさまざまな効果をもたらし,味方全体のSPを8回復する。 | |
意識1 | 調整前 | 自身が『カクテル』を獲得した時,消費した属性の『フレーバー』をランダムで1つを獲得する。 |
調整後 | 追加テキスト:『魅惑のビルド』『活力のシェイク』使用時に1つのカクテルが一段ランクアップする。 | |
意識2 | 調整前 | 自身が『カクテル』を獲得した時,1ターンの間,味方全体の与ダメージが16%上昇する。 |
調整後 | 自身が『カクテル』を獲得した時,2ターンの間,味方全体の与ダメージが16%上昇する。 | |
意識6 | 調整前 | 最大4つまで『カクテル』を累積できるようになる。戦闘開始時,自身が『オーダーメイド』を1つ獲得し,『カクテル』を3つ獲得するごとに,追加で『オーダーメイド』を1つ獲得するようになる。 |
調整後 | 追加テキスト:自身が『オーダーメイド』,『スタンダード』『ベーシック』を消費して発動するすべてのスキル効果が120%/100%/50%から135%/120%/75%に上昇する(『誘惑のビルド』『活力のシェイク」『月下の酒宴』を含む)。 | |
★5武器スキル 「月下の酒宴」 |
調整前 | 改造段階に応じ,55%〜100%の確率で,『カクテル』を2つ獲得するごとに,自身のクールタイムが1ターン短縮される。 |
調整後 | 『カクテル』を2つ獲得するごとに,自身のクールタイムが1ターン短縮される。※改造0から100%の発動 |
登場キャラクターが多く,それがゲームプレイの多様性に直結する作品において“有効な選択肢”が増えることは,それだけでゲーム体験を良いものにする。そうした要素は,既存の有効な選択肢との組み合わせにより,相互に価値を生み出してくれるからだ。
運営チームに聞いてみたところ,グローバル版における調整方針は「キャラクターの特徴を強調させる」というもので一貫しているようだ。悠美に限った話ではなく,今後も同レベルの調整が加えられるのであれば,有効な選択肢は今後より広がっていくことだろう。
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本作のキャラクターは単体である程度完結する能力を持ちつつ,ほかのキャラクターとの組み合わせによって強烈な効果を発揮してくれる。そして,現在の調整方針によって,だいたい誰でもパーティの中核として活躍できる可能性を秘めている。
なので,焦る必要も,待つ必要もない。
ゲーム内でのキャンペーンやイベントも積極的に行われており,それらを使えば好きなキャラクターを入手すること自体は難しくないはず。もし,悠美がそうであるならピックアップされた瞬間が引き時だ。
メインストーリーの中盤あたりまでは,こういった考えを巡らせる必要もほとんどない。まずはメインストーリーやシナジーなどのキャラクターストーリーをゆっくりと進め,生活の中で「このキャラクターを活躍させたい!」という仲間を探してみよう。それが,新しくなった“グローバル版P5X”の遊び方だ。
「ペルソナ5: The Phantom X」公式サイト
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(C) Perfect World Adapted from Persona5 (C)ATLUS. (C)SEGA.
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