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MMO歴史体験ができる経営シム「Let\'s Build a Dungeon」,新モードの情報を公開。“現実のゲーム業界での出来事”を風刺した作中作も登場
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印刷2025/06/08 05:00

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MMO歴史体験ができる経営シム「Let's Build a Dungeon」,新モードの情報を公開。“現実のゲーム業界での出来事”を風刺した作中作も登場

 Springloadedは本日(2025年6月8日),新作タイトル「Let's Build a Dungeon」PC / Xbox Series X|S)で遊べるゲームモード「ジャストビルドモード」と,作中作「バディランド」の情報を公開した。


 Let's Build a Dungeonは,MMORPGを開発する会社経営シミュレーションゲームだ。単にゲームを開発するだけでなく,現実に起きた出来事がゲーム内に組み込まれているのが,本作最大の特徴となっている。プレイヤーはMMORPGの開発と運営を通じ,「ロード・ブリティッシュ暗殺事件」関連記事)をはじめとする史実の出来事を疑似体験できるという。

 新たに発表された「ジャストビルドモード」は,会社経営要素に焦点をあてたゲームモードだ。プレイヤーは最大4人で力を合わせ,“完璧なMMORPGの構築”に挑戦できる。メインモードのような史実要素がないかわりに,プレイヤーたちはランダム生成されるクエストに対応する必要がある。

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 作中作「バディランド」は,モンスター捕獲型のクラフトサバイバルゲームだ。こちらは,今まさにゲーム業界で議論の的となっている出来事のパロディであり,それを風刺したコンテンツだという。

 バディランドにおいて,プレイヤーはゲームスタジオのCEO兼ゲームデザイナーとなり,企画書の発案,提案への対応,倫理的ジレンマなどに直面することになる。「ユニフィ・ゲームエンジン・アセットストア」の活用が成功への鍵となるようだ。

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 メインビジュアルを見れば一目瞭然だが,パロディ元のタイトルはポケットペアの「Palworld / パルワールド」だろう。同作は多数のパロディ要素を含んでおり,任天堂とポケモンはポケットペアに対して侵害訴訟を起こしている。コミュニティの一部ではアセットに問題がある可能性を疑う声も上がっており,あらゆる面で真偽が定かでない状況にある。


 発表によると,バディランドは「インディーゲーム開発の成功に本当に必要なものとは何か」をプレイヤーに問いかけ,ゲーム開発スタジオ経営のリアリティをより増すコンテンツとして用意されたものとのこと。

 以下に掲載したリリース文では,SpringloadedのCEOであるジェームズ・バーナード氏が,いかにしてバディランドの実装に踏み切ったのかがを語るインタビューが掲載されている。強い決意を感じさせる内容なので,興味を持った人はチェックしてみてほしい。

「Let's Build a Dungeon」公式サイト


MMORPG開発会社経営SLG
『Let’s Build a Dungeon』
友達と一緒に遊べる協力プレイモード発表
業界に一石投じるパロディゲーム『バディランド』登場!

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 インディー開発スタジオSpringloadedは、2025年6月8日に開催されたSummer Game Festにて、MMORPG開発会社経営SLG『Let’s Build a Dungeon』について、新たに「ジャストビルドモード」と、実際に遊べるパロディゲーム『バディランド』を発表いたしました。

 本作はゲームデザイナー兼CEOになり、史上最高のMMORPGを開発するゲームスタジオを運営するゲームです。人材の採用・解雇から投資家の要求への対応、ダンジョン設計からワールド構築まで、ゲームスタジオ運営をリアルに体験できます。

 今回発表された「ジャストビルドモード」は、最大4人で一緒にMMORPG作りを楽しめる、簡略化されたお手軽経営シミュレーションモードです。『バディランド』は現実のゲーム業界での出来事を風刺した作中作です。ゲーム開発の身近な出来事を足掛かりにプレイヤーに「ゲームの成功とは何か?」問いかけます。

 本作はKowloon Nightsとの提携によりPCおよびXbox向けにリリース予定で、現在Steamでウィッシュリストに登録受付中。日本語対応のデモも配信中です。

■手軽にMMORPG開発できるジャストビルドモード
 最大4人で気楽に、完璧なMMORPGの構築に挑戦できるモードです。ジャストビルドモードでは、ゲームスタジオ運営の複雑な責任を負わずに、作る楽しさ、意見交換と意思決定の楽しさを味わえます。
メインモードの緻密な要素を省略し、仲間と協力して自作ゲームのプレイヤー人口を増やしながら、MMORPGの世界を作り上げてください。

Wholesome Games
ジャストビルドモード発表PVはこちら

https://youtu.be/pj0x6CPpqkc


 簡略化されていても、ゲーム開発は予測不能の連続。プレイヤーはランダム生成されるクエストカードを見て内容を検討し、選択してプロジェクトの方向性を決める必要があります。新しいコンテンツやアセットパックでワールドを拡張するのか、それとも「馬の鎧」のDLCを販売して強引なマネタイズ戦略で利益を追求するのか。友達と遊んでいるときは話し合い、意見が割れれば投票で決着するときもあるでしょう。

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 ランダムに生成される各クエストカードは、目的やクエスト、ロケーションなどの組み合わせが数百通りにも上ります。膨大なカードを用いて決断し、クエストを作ることで本モードだけで無限に近い可能性を秘めたワールド構築が体験できます。

●ジャストビルドモードの特徴
・ゲーム制作とワールド構築の楽しさに焦点を当てた協力プレイ対応ゲームモード
・デッキ構築形式により、プレイするたびに異なる体験
・最大4人までのオンライン協力プレイに対応
・全プレイヤーが意見を反映できる、重みづけされた投票による共同投票システム
・建築オプションを広げるアセットパックや、仮想プレイヤーを惹きつけるマーケティングカード、それぞれユニークな体験を生み出すランダム生成のクエストカードなど、ゲームの流れを大きく変えるカードが多数登場
・様々なカーソルから選択して、自分だけのスタイルを表現


■インディー開発に一石投じる作中作『バディランド』
 『バディランド』は、現実のゲーム業界での出来事を風刺した作品で、キャンペーンモードに登場し、実際に遊べる作中作です。この作品は「インディーゲーム開発の成功に本当に必要なものとは何か」をプレイヤーに問いかけ、ゲーム開発スタジオ経営のリアリティをより増してくれるでしょう。

「Southeast Asian Games Showcase」公開
『バディランド』PV

https://youtu.be/G9BjAcirhyc


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 『バディランド』はモンスター捕獲型のクラフトサバイバルゲームで、実際にプレイ可能なだけでなく、その開発と提案は『Let’s Build a Dungeon』内の分岐する物語の一つです。

 プレイヤーはゲームスタジオのCEO兼ゲームデザイナーとして、本作の企画書や提案への対応、さらには倫理的ジレンマに直面します。外部パートナーとの熾烈な交渉や法的トラブルのリスクと向き合いながら、スタジオの未来をかけた決断を下すことになります。ぜひ『ユニフィ・ゲームエンジン・アセットストア』を活用し、成功への道を切り開いてください。

●『バディランド』の特徴
・『Let’s Build a Dungeon』内でプレイできるパロディ体験
・「バディ」と呼ばれる不思議な生き物と共にファンタジー世界を構築・探索
・モンスター捕獲、農業、クラフトが特徴のサバイバルゲーム
・資源を集めて食糧不足を回避
・倫理的選択がゲームスタジオの運命と成功に影響


●Springloaded CEOジェームズ・バーナードより
 インディースタジオを運営し、ゲームを開発するのは本当に大変なことです。世界中のゲーム開発者が直面している法的な課題、法廷での意見の相違、オンラインコミュニティの対立といった見出しは、私たちにとってあまりにも馴染み深いものです。

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 それに付随する議論では、成功するゲームを作るとはどういうことか、という問いがしばしば提起されますが、それこそが私たちが『Let’s Build a Dungeon』で探求したいことです。明確な答えはありませんが、これはインディー開発者が常に考えなければならないことです。ゲーム開発におけるすべての決定には結果が伴うのです。そして、私たちはこの経験をプレイヤーの皆さんと共有したいと考えています。『バディランド』では、ゲーム業界のCEOという立場でプレイヤー自身が倫理的な判断を下し、その結果がどうなるかを実際に見ることができます。

 MMORPG開発スタジオを経営するだけでなく、実際にゲームを作って遊べる本作。ジャストビルドモードではゲーム作りの楽しさだけを楽しめますが、メインモードでは『バディランド』を作る決断によってよりゲームスタジオ経営のジレンマが楽しめるゲームにもなります。ぜひSteamでウィッシュリストに登録してお待ちください!

製品情報
タイトル Let’s Build a Dungeon
ジャンル 多層型経営シミュレーションゲーム
対応言語 英語、日本語、他合計11言語
開発・販売 Springloaded
発売日 未定
価格 未定
プラットフォーム Steam、Xbox
公式サイト http://LetsBuildADungeon.com
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