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ゲーマー向けディスプレイブランド「Titan Army」が東京ゲームショウに出展。手ごろなMini LEDディスプレイを展示[TGS2025]
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印刷2025/09/29 20:57

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ゲーマー向けディスプレイブランド「Titan Army」が東京ゲームショウに出展。手ごろなMini LEDディスプレイを展示[TGS2025]

 ゲーマー向けディスプレイブランド「Titan Army」が東京ゲームショウに初出展し,2025年10月4日に発売を予定している32インチサイズの液晶ディスプレイ「P326MV MAX」や,人気を集めている27インチサイズの4Kディスプレイなどを展示していた。

Titan Armyブース
画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / ゲーマー向けディスプレイブランド「Titan Army」が東京ゲームショウに出展。手ごろなMini LEDディスプレイを展示[TGS2025]

 Titan Armyは,中国・深センのディスプレイメーカーであるShenzhen Century United Innovation Technology(INNOCN)が手がけるブランドだ。とくにディスプレイパネルのバックライトにMini LEDを採用した製品を,手ごろな価格で提供することで知られる。PCショップや家電量販店での取り扱いも増えており,目にしたことがあるゲーマーも多いのではないか。

 出展の理由を聞くと,「ユーザーの反応が見たい」とのこと。もちろん,日本市場に向けてTITAN Armyというブランドをよりアピールしたいという狙いもあるだろう。

 まもなく発売するP326MV MAXは,量子ドット液晶パネルとMini LEDバックライトを採用した32インチサイズのディスプレイだ。パネルの解像度は3840×2160ドットで,3840×2160ドット時に,垂直最大リフレッシュレート160Hz,1920×1080ドット時に320Hz表示を行うデュアルモードに対応するのが見どころだ。
 RPGやアクションだけでなく,eスポーツタイトルなどもプレイしたいゲーマーをターゲットとしている。
 税込の販売代理店想定売価は,12万円前後とのこと。

P326MV MAX
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / ゲーマー向けディスプレイブランド「Titan Army」が東京ゲームショウに出展。手ごろなMini LEDディスプレイを展示[TGS2025]

 液晶パネルを複数のエリアに区切って,バックライトを制御するエリア駆動(ローカルディミング)の分割数は,2306と細かめ。パネルの最大輝度は,1000cd/m2と明るい。中間調応答速度は,通常時で5ms,オーバードライブで1msとなる。

 独自の黒挿入技術「DyDs Technology」により,動きの激しい場面でも,画面ブレや残像を抑えるという。また,DyDs Technologyは,競合製品の残像低減技術と比べて,画面を明るく保てるとのこと。
 スペックから考えると,価格対スペック比の高い製品といえそうだ。

  いまどきのゲーマー向けディスプレイは,27インチサイズが主流だが,TITAN Armyのブースでは,TITAN Armyのブースでは,「P275MV-A」と「P275MS+」の2製品を展示していた。
 いずれも,P326MV MAXと同様に,量子ドット液晶パネルとMini LEDバックライトを採用する。

 P275MV-Aは,3840×2160ドット時は144Hz,1920×1080ドット時に288Hz表示が可能だ。27インチサイズの製品は,解像度2560×1440ドットの製品が増えているが,徐々に3840×2160ドットのニーズも高まっているそうだ。
 ゾーン分割数1156のエリア制御を組み合わせた,色純度と明暗の表現に優れたコントラスト比(1500:1)の高さもポイントだ。

P275MV-A。Mini LEDの特徴を生かしたHDR表示のデモを行っていた
画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / ゲーマー向けディスプレイブランド「Titan Army」が東京ゲームショウに出展。手ごろなMini LEDディスプレイを展示[TGS2025]

 一方のP275MS+は,解像度が2560×1440ドットで,垂直最大リフレッシュレートは320Hzの液晶パネルを採用しており,高リフレッシュレートを重視するゲーマー向けとなっている。

 また,ブースには,型番やスペックの表記がない試作機も展示していた。サイズも仕様も固まっていないそうだ。

参考展示していた試作機
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 このほか,ビジネス向けの製品として,43インチサイズで,解像度3840×1080ドット,アスペクト比32:9のウルトラワイドディスプレイ「P43UDG」も展示していた。

P43UDG
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 列の数が膨大なエクセルファイルなど,ドキュメント作成に向いたディスプレイを求める声に応えて開発したそうだ。動画編集やDTMといったクリエイティブな作業にも適している。さらに垂直最大リフレッシュレートが120Hzで,ゲームにも使えそうだ。


崩壊:スターレイルコラボケースを展示するHYTEブース


 TITAN Armyのすぐ隣にはピラーレスPCケースで知られる「HYTE」のブースがあった。TITAN ArmyとHYTEは,いずれも販売代理店がリンクスインターナショナルなので,近くの出展となったのだろう。

 HYTEブースでは,「崩壊:スターレイル」とコラボレーションしたPCケース「HYTE Y70 Firefly Limited Edition」に加えて,2025年10月の発売を予定する新型PCケース「HYTE X50」シリーズを展示していた。以下,写真を中心に紹介する。

 HYTE Y70 Firefly Limited Editionは,HYTEの大型ピラーレスPCケース「Y70」をベースとして,フロントパネルやサイドパネルに崩壊:スターレイルのホタルを描いた製品だ。2024年に登場した「Y70 Silver Wolf Limited Edition」に続く,コラボPCケース第2弾となる。

HYTE Y70 Firefly Limited Edition
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空冷ファンのカバーであるファンシュラウドも,別売りのオプションとして用意する
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限定キーキャップやマウスパッドなどもある
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 HYTE X50は,丸みを帯びた形状の本体デザインと豊富なカラーバリエーションを特徴とするPCケースだ。本体は大きめだが,マザーボードと底面の空冷ファンが干渉しにくい点や,ケーブルの取り回しやすいさに優れ,自作PC初心にも適しているという。

HYTE X50
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カラバリの一部。レッドやブラックなどもある
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PCケースに合わせたカラーの空冷ファンも用意する
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底面ファン用スペースを備える
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 HYTE X50には,側面が強化ガラスパネルではなく,メッシュパネルの「HYTE X50 Air」も用意されている。PCケース内の冷却に詳しい人が,エアフローを検討し,吸気/排気ファンのバランスを取ると,冷却性能がかなり向上するそうだ。
 一方,冷却に詳しくない人の場合は,HYTE X50をベースに空冷ファンを取り付けたほうが,高い効果を得られるとのこと。
 少しデカめのPCケースなので,量販店やPCショップで実機をチェックし,自分の部屋に設置しやすいかどうかの確認を忘れないようにしたい。

  • 関連タイトル:

    Titan Army

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