Mini LED＆量子ドット液晶パネルを採用する27型ゲーマー向けディスプレイがTitan Armyから。4Kと1440pの2製品展開

　2025年6月20日，リンクスインターナショナルは，中国・深センのディスプレイブランドである「Titan Army」から，Mini LEDバックライトを採用する27インチサイズの量子ドットIPS液晶ディスプレイとして，解像度3840×2160ドットの「P275MV MAX」と，解像度2560×1440ドットの「P275MS＋」を6月28日に発売すると発表した。

P275MV MAX

　税込の販売代理店想定売価は順に，7万9800円前後，5万7800円前後である。

　P275MV MAXは，4K解像度時は垂直最大リフレッシュレート170Hz，解像度を1920×1080ドット（フルHD）に変えると同340Hzでの表示が可能になる，いわゆる「デュアルモード」に対応する液晶ディスプレイだ。
　量子ドットIPS液晶パネルに，ゾーン分割数2304のMini LEDバックライトを組み合わせることで，色純度と明暗の表現に優れたコントラスト比（1500：1）の高さが特徴でもある。最大輝度は1600nit，HDR表示時の標準輝度は1400nitという輝度の高さもポイントだ。

P275MV MAX。背面にはカラーLEDイルミネーションがある

　映像入力インタフェースとしては，DisplayPort 1.4×2，HDMI 2.1×2を備えるほか，USB Type-C×1，USB Type-B×1，USB Type-A×2のUSBポートも備える。

P275MS＋。外観はP275MV MAXと変わらない

　一方のP275MS＋は，解像度が2560×1440ドットであるほか，垂直最大リフレッシュレートは320Hzであるのが主な違いである。最大輝度は1000nit，コントラスト比は1000：1だ。
　映像入力インタフェースとしては，DisplayPort 1.4×2，HDMI 2.1×2を備える。

　両製品とも，映像表現力に優れたMini LED＆量子ドット液晶パネルを採用するゲーマー向け液晶ディスプレイとしては，安価な点は注目に値するだろう。

リンクスインターナショナルのP275MV MAX製品情報ページ

リンクスインターナショナルのP275MS＋製品情報ページ