「Slay the Spire 2」，ボスレリックに取って代わる新要素「エンシェント」の情報を公開。Act2とAct3開始時に，強力な祝福を獲得できる

　Mega Crit Gamesは本日（2025年11月14日），同社が2026年3月中に発売を予定している「Slay the Spire 2」の新情報を紹介する「ネオーレター」11月号を，Steamのニュースページで公開した。今回はゲームに登場するNPCの情報が明らかにされた。


　新たに判明したNPCは，復活の母ネオーの同胞であるという「エンシェント」（仮訳）だ。スパイアが生まれた頃から存在するエンシェントたちは，各Actが始まるたびに祝福を授けてくれる。

　そうして授けられる祝福は，専用の強力なレリックという形で出現するという。エンシェントから授けられるレリックは，前作におけるボスレリックと取って代わる存在になるようだ。エンシェントは複数存在し，その種類によって得られる祝福が大きく変化するという。


　ネオーレターで紹介されたエンシェント「テズカタラ」は“炎を育むもの”と呼ばれ，鮮やかに燃え盛って消え去る炎のように，瞬発力のある派手な祝福を与えてくれる。画像に示された選択肢の効果は以下のとおり。

“炎を育むもの”テズカタラ
The Golden Path （黄金の道）	現在Actのマップを特別な一本道（single special pass）に変える。
Wax Choker （ワックスのチョーカー）	一時的なレリック「Wax Relics」を4つ獲得する。Wax Relicsは戦闘3回ごとに1つずつ溶けて失われる。
Heap of Coals （炭の山）	デッキ内のストライクすべてに「テズカタラの炎」（Tezcatara's Ember）を付与する。コストが低下するかわりにデッキから削除できなくなる。

　ちなみに，ネオーもまたエンシェントであり，それが持つ力は「復活」とのこと。ネオーはこれまでどおりゲームに登場し，開始時にプレイヤーを迎えてくれる。異なるエンシェントが登場するのはAct2とAct3の開始時で，マップ上には出現するエンシェントを示す専用のアイコンが表示される。


　そのほかにも，ネオーレターの中では開発チームによるQ＆Aや，毎回恒例の出現エネミー紹介，ファンアート紹介などが行われている。興味を持った人はチェックしてみよう。