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Nintendo DS風携帯型ゲームPC「AYANEO FLIP」シリーズ新モデルのクラウドファンディングキャンペーンがはじまる。最新CPU&TMRスティックを採用
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AYANEO FLIP 1Sシリーズは,クラムシェルタイプの携帯型ゲームPCだ。2024年5月に国内発売した前世代製品の「AYANEO FLIP」シリーズと比べて,ディスプレイや搭載CPU,ゲームパッドなどのスペックを強化しているのが見どころとなっている。
メインディスプレイは,7インチサイズで,解像度1920×1080ドットのIPS型液晶パネルを採用する点は,従来製品と変わらない。最大リフレッシュレートが120Hzから144Hzに向上したのがポイントだ。
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また,FLIP 1S DSのサブディスプレイは,従来製品の3.5インチサイズから,4.5インチサイズへと大型化した。これに伴い,解像度も960×640ドットから1680×1080ドットに広がった。
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FLIP 1S DSとFLIP 1S KBの上位モデルは,搭載CPUにAMDのノートPC向けCPU「Ryzen AI 9 HX 370」を採用する。Ryzen AI 9 HX 370は,2025年の携帯型ゲームPCでの採用例が多いCPUだ。Zen 5cアーキテクチャをベースとした12コア24スレッドのCPUと,RDNA 3.5アーキテクチャベースの統合GPU「Radeon 890M」を備えており,従来製品と比べて高い性能を発揮するという。
冷却機構は,従来製品と同じく,空冷ファンと大型のベイパーチャンバーを採用する。
FLIP 1S DSとFLIP 1S KBは,ゲームパッドも大きく強化している。左右のアナログスティックにドリフト現象を抑えるTMR(Tunneling Magnetoresistance:トンネル磁気抵抗効果)スティックを採用したほか,D-Padと[A/B/X/Y」ボタンのスロトークを長くすることで,押し心地を改善したそうだ。
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また,FLIP 1S KBが備える物理キーボードは,ファンクションキーが独立したレイアウトに変わった。ファンクションキーの利用頻度が高い人にとっては,大きな改善点数と言えるだろう。
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内蔵バッテリー容量は45Whで,内蔵バッテリーには充電することなく,直接本体に電源を供給する「バイパス充電」といった機能にも対応した。
IndiegogoのAYANEO FLIP 1Sキャンペーンページ
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