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量販店でよく見るGameSirと,BIGBIG WONから独立したデザイナーがたち上げたLead Joyの最新ゲームパッドの見どころは?[TGS2025]
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印刷2025/09/29 20:39

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量販店でよく見るGameSirと,BIGBIG WONから独立したデザイナーがたち上げたLead Joyの最新ゲームパッドの見どころは?[TGS2025]

GameSirブース
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / 量販店でよく見るGameSirと,BIGBIG WONから独立したデザイナーがたち上げたLead Joyの最新ゲームパッドの見どころは?[TGS2025]
 東京ゲームショウ2025(以下,TGS2025)は,新型ゲームパッドの初お披露めが多く,ゲームパッド派には楽しい空間であったと思う。
 本稿では,最新ゲームパッド紹介の締めとして,GameSirとLead Joyの製品を紹介しよう。

 おさらいになるが,2025年のゲームパッドは,「TMR」ことトンネル磁気抵抗効果センサーを用いたアナログスティックや,マイクロスイッチの採用が定番で,差別化としてスティックのテンション調整機能があるかや,持ちやすい形状かどうかが確認すべきポイントになる。
 一方,ショルダーや背面追加ボタンのレイアウトや形状は,どのメーカーも模索中だ。

 また,静電容量式センサー採用アナログスティック搭載機も展示されていたが,こちらは2026年以降に採用製品が増えるかは,まだ見えてこない。価格帯では7000〜1万2000円程度が多いようだ。

 GameSirは,スマートフォン用ゲームパッドや入力機器で知っている,というゲーマーが多いかもしれないが,PCやゲーム機用ゲームパッドも展開している。
 同社ブースで展示されていたゲームパッドは,2025年7月に発売となった「G7 Pro」。ワイヤレスモデルに加えて,ワイヤードモデルも用意されている。
 現在予約受付中のコラボモデル「GameSir G7 Pro Zenless Zone Zero Edition」も展示されていたので,本機で形状やスペックを見ていこう。

GameSir G7 Pro Zenless Zone Zero Edition
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 ゲームパッドとしてはスタンダードな製品で,[A/B/X/Y]ボタンは光学式マイクロスイッチ,D-Padはメカニカルマイクロスイッチと使い分けている。

サイズはやや小ぶり。各種ボタンレイアウトもオーソドックスだ。アナログスティックは「GameSir Mag-Res TMR」スティック
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 ショルダー追加ボタンの位置が,[LB/RB]ボタンの直下にあるのも特徴的だ。他メーカーのゲームパッドで,「ショルダー追加ボタンが遠い……」と感じているのならば,G7 Proをチェックすべきだろう。

ショルダーボタン群。追加ボタンがトリガーの真横にある。トリガーは磁気ホールエフェクト式アナログトリガーだが,マイクロスイッチトリガーストップを備えているため,押下感が明確だ。背面スイッチでトリガーのストロークを減らせる
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背面ボタンはふたつで,物理スイッチで無効化できる。トリガーの切り替えスイッチも見てとれよう
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 接続方式は,独自方式2.4GHz,Bluetooth,USBワイヤード,PCとXbox,Androidに対応。Androidの場合はBluetooth 5.3での接続になる

G7 Proのコラボモデル。「ドラゴンズドグマ 2」コラボモデルは,カプコンの物販ブースでも展示があったので,国内でも販売されるのだろう
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Lead Joyブース
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 一方のLead Joyは,BIGBIG WON(現MOJHON)から独立したデザイナーらが立ち上げた,新しいゲーマー向け製品ブランドだ。
 ブースでは,2025年内,もしくは2026年の早い段階に国内投入を予定する新型ゲームパッド「Xeno Pro」を展示していた。

Switch&Switch2向けゲームパッド「BLADE PLUS」の展示もあった。ちなみにPC,iOS,Androidにも対応する
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 Xeno ProはXboxレイアウトのゲームパッドで,大きめの[A/B/X/Y]ボタンが目を引く。アナログスティックはTMR方式で,テンション調整機能にも対応する。ボタンはマイクロスイッチだ。

Xeno Proの正面。グリップの形状が独特だが,これは持ちやすさを優先した結果と思われる。「どのゲームパッドも,ちょっと大きい」と感じる人に向いてそうだ
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スティックの周囲にテンション調整ダイヤルを備える。調整幅は現時点で非公開。最小はピーキーな軽さではなかったので,40〜50gf程度だろうか
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 トリガーはストローク調整に対応しており,磁気ホールエフェクトトリガーとマイクロスイッチのハイブリッドである。ストロークを短くしても,わずかに遊びがあるスタイルだ。
 細かな部分は,専用アプリで調整可能というのも,今どきのお作法から外れていない。

背面。背面追加ボタンは4つ。中央より2つのボタンが押しやすくなっているので,ハンズオンすると想像以上に入力しやすかった
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ショルダーに追加ボタンはないが,LB/RBボタンが大型
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 Xeno Proは,PCとSwitch,iOS,Android,Huaweiのスマートフォン向けOS「HarmonyOS Next」に対応する。接続方式は独自方式2.4GHz,Bluetooth,USBワイヤードの3方式だ。

 なお,Lead Joyではほかにも,PlayStationレイアウトのゲームパッド「Zephyrus Ultra」が映像のみで紹介されていた。映像を撮影し損ねたのだが,Xeno Proのデザインに近いもののようだ。

GameSir 日本語公式Webサイト

Lead Joy 公式Webサイト(中国語)


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