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量販店でよく見るGameSirと,BIGBIG WONから独立したデザイナーがたち上げたLead Joyの最新ゲームパッドの見どころは?[TGS2025]
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本稿では,最新ゲームパッド紹介の締めとして,GameSirとLead Joyの製品を紹介しよう。
おさらいになるが,2025年のゲームパッドは,「TMR」ことトンネル磁気抵抗効果センサーを用いたアナログスティックや,マイクロスイッチの採用が定番で,差別化としてスティックのテンション調整機能があるかや,持ちやすい形状かどうかが確認すべきポイントになる。
一方,ショルダーや背面追加ボタンのレイアウトや形状は,どのメーカーも模索中だ。
また,静電容量式センサー採用アナログスティック搭載機も展示されていたが,こちらは2026年以降に採用製品が増えるかは,まだ見えてこない。価格帯では7000〜1万2000円程度が多いようだ。
GameSirは,スマートフォン用ゲームパッドや入力機器で知っている,というゲーマーが多いかもしれないが,PCやゲーム機用ゲームパッドも展開している。
同社ブースで展示されていたゲームパッドは,2025年7月に発売となった「G7 Pro」。ワイヤレスモデルに加えて,ワイヤードモデルも用意されている。
現在予約受付中のコラボモデル「GameSir G7 Pro Zenless Zone Zero Edition」も展示されていたので,本機で形状やスペックを見ていこう。
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ゲームパッドとしてはスタンダードな製品で,[A/B/X/Y]ボタンは光学式マイクロスイッチ,D-Padはメカニカルマイクロスイッチと使い分けている。
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ショルダー追加ボタンの位置が,[LB/RB]ボタンの直下にあるのも特徴的だ。他メーカーのゲームパッドで,「ショルダー追加ボタンが遠い……」と感じているのならば,G7 Proをチェックすべきだろう。
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接続方式は,独自方式2.4GHz,Bluetooth,USBワイヤード,PCとXbox,Androidに対応。Androidの場合はBluetooth 5.3での接続になる
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ブースでは,2025年内,もしくは2026年の早い段階に国内投入を予定する新型ゲームパッド「Xeno Pro」を展示していた。
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Xeno ProはXboxレイアウトのゲームパッドで,大きめの[A/B/X/Y]ボタンが目を引く。アナログスティックはTMR方式で,テンション調整機能にも対応する。ボタンはマイクロスイッチだ。
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トリガーはストローク調整に対応しており,磁気ホールエフェクトトリガーとマイクロスイッチのハイブリッドである。ストロークを短くしても,わずかに遊びがあるスタイルだ。
細かな部分は,専用アプリで調整可能というのも,今どきのお作法から外れていない。
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Xeno Proは,PCとSwitch,iOS,Android,Huaweiのスマートフォン向けOS「HarmonyOS Next」に対応する。接続方式は独自方式2.4GHz,Bluetooth,USBワイヤードの3方式だ。
なお,Lead Joyではほかにも,PlayStationレイアウトのゲームパッド「Zephyrus Ultra」が映像のみで紹介されていた。映像を撮影し損ねたのだが,Xeno Proのデザインに近いもののようだ。
GameSir 日本語公式Webサイト
Lead Joy 公式Webサイト(中国語)
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