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ゲーム配信や仕事に便利な配信者向け機材を試せたElgatoブース。横長タッチディスプレイの「XENEON EDGE」も展示[TGS2025]
Corsairの配信者向け製品ブランド「Elgato」が東京ゲームショウ2025に出展。同ブランドの配信者向け製品をまとめて体験できるようになっていた。
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ブースの担当者に,来場者からの反応が良かった製品を聞くいたところ,配信者向け多機能キーパッド「Stream Deck+」と,その専用オプションである「XLR Dock」が挙がった。
Stream Deck+は,Elgatoの配信者向けキーパッド「Stream Deck」のバリエーションモデルで,さまざまな機能を割り当てられる物理ボタンに加えて,横長のタッチパネルと4つのダイヤルを追加した製品だ。
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たとえば,物理ボタンやタッチパネルに,アプリの起動や表示する画面の切り替え,ライトのオンとオフなどを,ダイヤルに音量やライトの光量,カメラのズームといった操作を割り当てれば,スイッチャーやオーディオミキサーとしての機能も兼ねられる。
XLR Dockは,Stream Deck+の背面に取り付ける周辺機器で,48Vファンタム電源に対応するXLRマイク入力端子と,モニター用のヘッドフォン端子を備えるUSBサウンドデバイスとなる。ゲーマーからは,まだまだ知られていないようで,XLR Dockを紹介すると驚いて,その場で購入を考える人もいたそうだ。
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また,Corsairのタッチ対応横長ディスプレイ「XENEON EDGE」も展示されていた。XENEON EDGEは,14.5インチサイズで,解像度2560×720ドット,アスペクト比32:9のIPS型液晶パネルを採用する。
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メインディスプレイの下においてサブディスプレイとしてだけでなく,Stream Deckの機能をPC上で実現する「Virtual Stream Deck」の表示と操作をできる機器としても活用可能だ。
PCとは,USB Type-Cケーブル1本で接続できるほか,XENEON EDGEの本体には固定用のマグネットと着脱式のスタンドを備えているので,簡単に設置できる。
Virtual Stream Deckの表示に加えて,配信関連の情報やカンペなどの資料を表示する小型ディスプレイとしての相談も多く寄せられたそうだ。
このほか,原稿を表示する「Prompter」やマイクアームの「Wave Mic Arm LP」といった製品も展示されていた。個人的に気になったのは,Wave Mic Arm LPだ。
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マイクアームは,山型形状でアームの長さや角度を調整するものが多く,設置には上方向スペースが必要になる。それに対してWave Mic Arm LPは低背仕様であり,低い位置で調整できるのがポイントだ。
ディスプレイアームやカメラアームなど,ほかのアームがあっても取り付けやすいし,机とディスプレイの隙間からアームを伸ばせるのが便利だ。
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なお,ELgatoブースでは,スーツを着たビジネスマン風の来場者も多く見かけた。ゲームだけでなく,オンラインミーティングをはじめとする仕事に使える周辺機器としてもElgato製品は注目を集めているようだ。
Elgato公式Webサイト
4Gamerの東京ゲームショウ2025特設ページ
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