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macOSネイティブ版の「3DMark for macOS」が登場。WindowsやAndroidを横断してスコアを比較できる
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macOSでは,iOS版の3DMark(関連記事)を実行できるが,一部のベンチマークスコアが正しい値を計測できない場合があると,UL Benchmarkは述べている。
たとえば,macOS上で実行するiOSアプリは,ディスプレイの最大リフレッシュレートにアプリの最大フレームレートが制限されてしまうので,とくに高性能のMacでは,この影響が顕著であったという。
新しく登場した3DMark for macOSは,macOS専用版であるため,Macの正しい性能を計測できるようだ。アプリケーションに含まれる各ベンチマークは,macOSの3DグラフィックスAPI「Metal」を使用するように作られており,テスト結果はWindows版やiOS版,Android版と比較できる。
3DMark for macOSに含まれるテストは,以下の4種類だ。
- Steel Nomad version 1.0
- Steel Nomad Light version 1.0
- Solar Bay version 1.0
- Wild Life Extreme version 1.1.1.2
また,Steel NomadおよびSteel Nomad Lightは,Windows版と同様に「Explorer mode」を使用可能で,キーボードやゲームパッドを使ってベンチマークシーン内を自由に移動したり,エフェクト設定を変えたりできるとのこと。
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Windows PCとMacでグラフィックス性能を比較できるマルチプラットフォームベンチマークアプリケーションは珍しいので,Macのゲーム性能が気になる人には役立つだろう。
UL Benchmarkの当該ニュースリリース(英語)
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3DMark
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