このゲームの読者の評価

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MMORPGの完成形(大型アプデHot実装後) 100 - 投稿者:ゆうか(女性/30代)
- 投稿日:2017/02/07
- 良い点
- ◆前置き
レビューに古いものが多く、ゲームを確変させた大型アップデートパッケージ「Heart of Thorns」実装後のものがなかったため記載しました。
このパッケージはゲームの内容を2倍以上に拡張し、ゲームの遊び幅を大幅に広げました。
実装以前でも非常に高い評価を受けていることはわかると思いますが、拡張パッケージ実装後は圧倒的な進化を遂げておりGW2-2といえる内容になっています。
◆非常に広大かつ緻密なマップ
1つのマップだけでも下手なオープンフィールドよりもはるかに広いマップが何十も組み合わされた想像を絶する広さのマップが舞台です。
さらに、マップは3次元的で、非常に高い高度から深海にまで及びます。
GW2のマップの素晴らしい所はこの広さではなく、緻密に計算されて作りこまれた細部のマップの細かさにあります。
ただ広いわけではなく、1画面に収まるフィールド内での情報量がほかのあらゆるゲームの比ではありません。
それでいて際限なく広く、多彩なシチュエーションのマップが用意されているため本当に無限にひろがる世界を冒険しているようで終わりが見えません。
◆探索とギミック
上述したマップには多くのギミックが存在しています。
ダイナミックイベント(FF14のFateのようなもので、まさにFFはここから着想しているようですが規模や内容、種類全てにおいて次元が違います)をはじめとし、アチーブメント、スキルポイントの習得、ミニゲーム、チャレンジコンテンツ、絶景ポイント、宝箱、隠し部屋や隠しマップ、さらには複数の条件やスキルがそろわないと探索できない場所など、本当に様々なコンテンツがマップに組み込まれていて、歩いてるだけでも変化が続き飽きという言葉が訪れません。
マップ探索におけるやりこみ要素やコンテンツ量、楽しさは間違いなく世界1といえるゲームです。
◆PvE
マップには当然的モンスターが配置されています。
戦闘はターゲッティング制の昔ながらのクリック3DMMOに回避、ガード、環境などのアクション要素が加わったものです。
このバランスが絶妙で、決してアクション要素が強すぎず、それでいて単調なクリックゲーではないため戦略性の高い戦闘が楽しめます。
有名な例を挙げるとすればよりスムーズになったAIONの戦闘にTERAのアクション要素を少しだけ足し、そこに環境という新しい要素を加えたものがGW2の戦闘のイメージに近いです。
真新しさこそありませんがしっかりとした土台の元に作られた確かな戦闘システムはソロでの高い戦略性の要求と、PTプレイにおける連携やヘルプなどを楽しめるものとなっています。
◆キャラクタービルド
クラスと種族からなる職業選択は9種類と決して多くはありません。
しかし同じ条件を踏んだキャラクターでもパッシブスキルを組み合わせるトレイトというシステムによりキャラクターの方向性は大きく個人差が出ます。
トレイトは同ツリーの中でもさらに細分化されており、同じクラスでもタンク寄りから攻撃特化、サポート重視や移動用など様々なスタイルが取れます。
そこに武器スキルとアクティブスキルを選択することにより非常に幅広いキャラクタービルドを可能にしていて、それでいて失敗や地雷キャラが生まれることはありません。
近年のMMORPGはクラスごとに役割が決まっており、バランスをとるためにキャラクター育成の幅がなく、同じ職なら装備もスキルもほぼ同じといったものが増えていますがGW2ではキャラクターにしっかりとしたアイデンティティが持たせられるでしょう。
◆独立したPvP要素
ゲームの半分を占めるコンテンツとしてPvPが存在しますが、PvE(いわゆるMMOPRGの部分)とは完全に独立しており、やりたい人だけが遊べばよいという物になっています。
自分はPvPをほとんど遊んでいないため割愛しますが、こちらの出来も非常によくバランシングされており人気のコンテンツとなっているようです。
◆WvW
PvEとPvPの中間的な要素としてWvWという大規模PvPのようなものがあります。
これも上述したPvPと同様に独立したコンテンツとなっていて遊びたい人が遊べばよいという物です。
こちらはPvPが苦手な人でも楽しめるつくりとなっていて、対人を行わなくても勝利に貢献できなるなど誰でもプレイしやすい斬新なコンテンツとなっています。
おそらくGW2のコンテンツとしての中核をなすもので、ほとんどのプレイヤーがこれを楽しむことになると思います。
◆2017年現在でも古さを感じさせないグラフィック
とても2012年産とは思えない美しいグラフィックとモデリングです。
とくにキャラクターは洋ゲー独特の残念さがなく、日本人的な美的感覚にも十分対応できるレベルのかわいいキャラクターが作れます。
マップや背景のグラフィックやエフェクトなどは作り方が上手いのかエンジンがよいのかはわかりませんが本当に美しく、同時期やそれ以降に出たゲームに勝る美麗さです
全ての設定を最大の状態で比較すると、直後に出ているFF14を大きくしのぎ、4年後に発売された大型MMOのTESOと比較してもGW2のほうが美しいと感じます。
それでいて設定を上げても負荷はさほど上がらず、他ゲームと比較にならない圧倒的なグラフィック情報量が画面の中に表示されます。 - 悪い点
- ◆ローカライズされていない
日本語版がないためある程度の英語が読めることがプレイ条件となってしまいます。
さらにゲームの内容が圧倒的に濃い事が災いして、多くの知識を英語を利用してネットから得ないとゲームに入っていくことができないと考えられます。
ゲームの中には丁寧に教えてくれたりアドバイスをしてくれたり、何の見返りもなく長時間手伝いをしてくれるプレイヤーが非常にたくさんいます。
外人特有の奇行も見られますが、少なくともPvEでは非常に強力的な人が多いため(これはゲームののシステムがプレイヤーに自然と協調性を持たせるようにできています)ゲームの中で学んでいくこともできるでしょう。
ですがやはり英語というのは大きな壁ですよね…
◆2012年という古いゲームであるというイメージ
発売は2012年で最新のゲームではありません。
最新のものと比較してグラフィックなどは確かに多少は劣るでしょう。
しかし、まったくそれは問題になりません。
水準以上の高いクオリティでゲームが作られているため、古い という印象はほんの少しも感じることなくプレイすることができるでしょう。
最近のミドルクラス以上のPCでしたら全てのグラフィック設定を最高まで上げてプレイすることができると思います。
最新のゲーム、例えば黒い砂漠などと比較するとさすがにキャラクタテクスチャは劣ります。
しかしマップグラフィックや視覚効果などでははるかにGW2のほうが勝ります。
何度も書いていますがこのゲームのマップの美しさは、作りこみだけではなくグラフィックを含むあらゆる面で他の追随を許さないクオリティです。
古いという印象はあるかもしれませんがその結論は実施兄ゲームに触れてから出してほしいものです。
ゲーム内容的に悪い部分は1つもありません
全てが素晴らしいです - 総評
- 誉めちぎりましたが誇張ではなく本当に素晴らしいゲームです。
アトラクション型MMORPGの頂点がWOWなら、探索型およびPvPを取り入れたMMORPGの頂点は間違いなくこのGW2でしょう。
2012年の時点でこのような素晴らしいゲームが存在していたことを知らなかった自分が悔やまれます。
当然のことですがプレイヤーは非常に多く、ゲームの中では日本人も大規模なギルドを立てて楽しんでいます。
このゲームを始めるにあたるハードルは「英語であること」「2012年という古いゲームであること」この2つになると思います。
英語は確かに人を選びますが、後者の古いという点に関しては100%何の問題もないことを保証します。
このゲームに古臭さはなく、コンテンツ、グラフィック、今後の拡張性や展開、全てにおいてまさに今も旬のゲームです。
1人でも多くのMMORPGプレイヤーがこのゲームの存在に気づき、高いハードルを越えてでもプレイしてみようという気持ちになってくれることを切に願います。
もしあなたがその一歩を踏み出し、ゲーム内のコンテンツに触れる所まで進むことができたなら他のありとあらゆるMMORPGがとても小さなものに見えることでしょう。 - プレイ時間
- 2~3年
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 5 5 5 -
グラフィックの「作りこみ」とMMOとしての「新たなチャレンジ」に脱帽! 85 - 投稿者:miso(女性/30代)
- 投稿日:2013/06/03
- 良い点
- ■グラフィックのつくりこみ
GW2の一番の良さと言えばなんと言ってもコレ!
グラフィックの美しさではなくグラフィックの「作りこみ」です。
グラフィックの美しさで言えば、現時点では並みのレベルですが、とにかく「作りこみ」がものすごい。
フィールドやフィールド上のオブジェの作りこみは想像を絶しており、他のゲームの追随を許しません。
本当に、フィールドをただ駆け回って探索しているだけで楽しいです。
現実の世界のように、細かい点も非常に良く作り込まれています。
さらに地上だけではなく、水中にも地上と同じような作りこみが。。。(水没した都市や水生生物の住処、難破船の残骸等)
一体何人の人がどのくらいの時間をかけてつくったのか不思議になるくらい、これはスゴ過ぎです。
このGW2の世界を体験せずに、他MMOのグラフィックを「すごい」とか言うのは絶対やめて欲しいと思います。それくらいのレベルです。
(もちろんゲームなんてツッコミどころはたくさんありますが、あくまで他のMMOと比較しての話です)
■新しいことへのチャレンジ
MMOといえば、「お使いクエ」でのレベル上げ、mobの取り合い、タンク、アタッカー、ヒーラーの職分けなどがもはや常識となっていました。
そういうシステムはすでにかなりのゲームで採用されていたので、プレイヤーも実際飽き飽きしていたことでしょう。
このGW2はそういう「常識」を打ち破りました。
ヒーラーという職は存在しませんし、どんな職でも回復スキルは持っていて、また他人を蘇生させることが出来ます。
また、アタッカーとしても、どの職も特徴はあれ、その役割をこなすことが可能です。
このゲームには、PTで必要なクラス、不要なクラスというものは存在しません。
お使いクエのようなものはありますが、従来と同じような「受注」→「目的達成」→「報告」というものは廃止されており、
レベルアップの手段も数多く用意されています。
例えば、採掘をやるだけでも戦闘クラスの経験値が入りますし、MAPには到達するとそれなりの経験値がもらえるポイントがあり、それらを回るだけでもレベルアップできます。
アクションゲームのように、ジャンプを駆使しないと到達できないポイントもありますので、それをコンプリートするだけでも楽しいです。
「ジャンピングパズル」という専用のコンテンツもあり、かなり凝っています。
あとこのゲームにはNPCが多く、よくその辺でモンスターと戦ってやられて倒れていたりするんですが、そのNPCを蘇生させても経験値が入ります。
つまり、戦闘だけがレベルアップの手段ではないのです。
また、いわゆる「横殴り」についても、これまでMMOといえばMobの取り合いが常でしたが、このゲームは横殴りしてもある程度ダメージを与えれば経験値が入るので、横殴りはむしろ推奨されています。
他のプレイヤーが敵と戦ってればどんどん手伝って構いませんし、自分が戦ってるときもどんどん他人が割り込んできます。
既存のMMOの常識を打ち破る、このような「新しいチャレンジ」をするのは素晴らしいことだと思います。
■ソロでも他プレイヤーとの一体感が味わえる
先ほどの「横殴り」や、不定期に発生する「ダイナミックイベント」に乗り込めば自然と他プレイヤーと共闘できます。会話は不要です。
「ダイナミックイベント」では、発生すると近くにいるプレイヤーが集まってきます。
なかにはボス敵に数十人で挑むものもありますが、もし自分が倒れても、近くの人が蘇生してくれたりしますし、他の人が倒れたら自分が蘇生することが出来ます。
蘇生でも経験値が入るため、自分が倒れれば大抵はすぐに数人集まってきてくれて蘇生してくれます。
ソロプレイヤーも、ダイナミックイベントを通じて、他プレイヤーとの一体感を感じることが出来ます。
ただ、いまはサービス開始からかなり日数が経っており、レベル帯によっては人が少ない場合もありますので、放置されるダイナミックイベントも多いです。
(日本と欧米ではプレイ時間帯も違いますしね)
■良心的な価格
パッケージさえ買えば、月額料金は不要です。
アイテム課金はありますが、あくまで補助的なものなので、利用しなくても全く問題はありません。 - 悪い点
- ■日本語版がない
これが一番きつい。日本語版がないとどうしても日本人プレイヤーは限られますし、
コミュニティの幅も狭くなってしまいます。
日本人同士でやるにしても、チャット欄に日本語が打ち込めないので、基本ローマ字会話ですw
ただこのGW2はまだ日本人プレイヤーが多く、日本語版wikiも充実しているので、
英語が出来ないからという理由でプレイしないというのはもったいないと思います。
英語が出来なくても十分楽しくプレイできます。
ただ上にも書きましたが、このゲームは世界観の作りこみがすごく、それはNPCにも現れており、何かにつけてNPCがしゃべりまくるのですが、英語のため、その意味がすべて理解できないのは非常に辛いですね。
■PT募集ツールがない。
ダンジョンにはサーバーをまたいでPTを組んでプレイできるのですが、
なんとゲーム上にはPT募集ツールがありません。
どうやって募集するかというと、ゲーム上でシャウトするか(もちろん英語で)、「GW2LFM」というサイトで募集するしかありません。
「GW2LFM」でのPT募集はかなり多く、1分間に数PTの募集が常に書き込まれてる程ですので、PT募集ツールの需要はかなりあると思うんですがね。是非ともファインダーを実装してもらいたいです。
■アクティブモンスターが多い
これは洋ゲーや韓国ゲー全てに共通しているのですが、アクティブモンスターばかりでウザイです。
ある程度レベルが上がったら、モンスターに絡まれずに観光気分でのんびりしたいのですが、せっかくフィールドは綺麗でも、地上にも水中にもアクティブモンスターが多いため、そういうわけにはいきません。歩いていれば必ずモンスターに絡まれます。
さらにこのゲームではレベルシンクにより、例えカンストしていても、そのフィールドの適正レベルに強制的に調整されてしまうため、低レベルのフィールドに行っても決して油断できません。
■ヒューマン以外の種族が微妙
これも洋ゲーなんで仕方ないですが、自キャラのデザインが微妙。
ヒューマンのキャラグラは日本人にも十分受け入れられると思いますが、その他の種族はいわゆるアメコミチックで、確実に日本人の好みには合わないでしょう。
(ヒューマン以外の種族は、「獣人」「半分植物のような人間」「小さい宇宙人みたいな人間」などです)
■後半の雰囲気が暗い
良い点でグラフィックの作りこみがスゴイのは書きましたが、ゲーム自体の世界観が世界の破滅のようなものをテーマにしているので、後半になるにつれ全体的に雰囲気が暗くなります。
これは非常にもったいない気がします。
前半はまだ我々の日常に近い、自然の多いほのぼのとした素晴らしいフィールドが展開され、超感動したのですが、後半のフィールドは、破壊された都市とか荒れた土地とかそういうのばっかりです。敵もアンデッド(ゾンビ)ばかりになります。
確かにそれらも作りこみはすごいんですが、後半はとにかく雰囲気が暗い。
天気も晴があまりなく雨とか曇りばっかりだし。
あと半分植物のような人間が住んでいたり、ロボットが住んでいたりする、いわゆる「西洋系ファンタジー」の世界もあります。
それらはあまり日本人の感性には合わないかも知れません。
なんというか、あの作りこみで、もっと我々の日常に近い、明るい世界をつくってもらいたかったですね。
■エンドコンテンツが味気ない
これは日本語版がないと言うこともあるかも知れませんが、私はエンドコンテンツは正直言って楽しめませんでした。
製作も興味がわかなかったし、IDもよくできてはいるんですが、何十周も周回するほどではなかったですし、周回するにも上に挙げた理由からPTが組みづらい。
PVPも非常に賑わってはいるのですが、私には合いませんでした。 - 総評
- とにかく、色々と「驚き」の多いゲームでした。
私は前作の「GW」は全く知りませんので前作に比べてどうという話は出来ませんが、
MMOとして見た場合、製作する会社が違っても中身は同じようなゲームが多いだけに、このゲームの新しい取り組みは驚きの連続でした。
初めてMMOをプレイしたときと同じような感動を、もう一度味わうことが出来ました。
綺麗で壮大な世界、作り込まれたフィールド、しゃべりまくるNPC、「ダイナミックイベント」での他プレイヤーとの一体感。一時期は本当に熱中しました。
しかし、やはり私のような、ロクに英語も出来ない人間が英語版のゲームを「とことん」楽しむのは限界があります。
「ある程度」までだったら、英語が出来なくても十分楽しめるでしょう。
しかし、とことんやり込もうと思うと、英語で書かれた公式サイトや英語版wikiを読むことや、他プレイヤーとのコミュニケーションも必要となります。
やはり英語ができないと限界があります。
私もフィールドの作りこみのすばらしさは目で見て理解できましたが、街中のNPCや敵の会話、ストーリーはさすがに全て理解するのは無理でした。
エンドコンテンツについても、PVPは性に合わなかったし、レアアイテムにもイマイチ魅力を感じない。あえてそうしているのかは分かりませんが、全体的に廃人向けではないライトなゲームになっています。
そして何より、プレイヤー数は多いですが、当然ながら日本人が少ない。
そんなわけで、カンストして、フィールドとダンジョンを一通り巡った所で、急激にモチベーションがダウンしてしまいました。
しかし、このゲームは何度も言いますが、フィールドの作りこみはすごいですし、既存のMMOの常識を打ち破るような取り組みが随所に見られますので、是非一度遊んでもらいたいと思います。
それと最後に、こういう革新的なゲームが日本の会社からでないもんですかねえ。 - プレイ時間
- 1~3ヶ月
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 2 3 3 4 -
詰めが甘い 65 - 投稿者:はなび(女性/30代)
- 投稿日:2013/01/20
- 良い点
- 3Dモデリングとしての世界は、とてもよく作りこんであります。
基本的にクエストは共闘が可能になっていること。(一部共闘できないものも存在します)
課金体系がよい。
パッケージ代は必要だが月額は無料で課金アイテムも必須ではない。 - 悪い点
- これのどこがギルドウォーズなんでしょうか?
GvGなど用意されていません。
目新しさを狙ったせいか、スキルに頭をひねるものがいくつか存在する。
例を挙げればステルス。戦闘中でもガンガン使える。
戦闘中に何度でも消えるので相手にするのが面倒なだけ。
自分が使えば楽しいけど、相手にするほうはうんざり。 - 総評
- タイトルに書いたとおり、詰めが甘く全体としては大味で面白くない。
WvWvWには人がそこそこいる鯖もありますが、過疎鯖もたくさんあります。
PvEフィールドに関してはWHオンラインの共闘を前提としたパブリッククエストに似た作りのものがあるため、とっくに人がいなくなっていてクリアできないクエストだらけのzoneが存在します。(もちろんソロでできるクエストはクリアできますが)
PvPは地形もルールも変化に富んでいるRIFTのほうがまし。
やるだけ無駄。
WvWvWに関しては、まあこんなもんなんじゃないでしょうか?
所詮RvRは数が勝負の決め手。これ以上は期待できないでしょう。
だからといって出来がいいわけではありません。
もう少しルールや拠点の数、位置などを検討してもらえばマシになるのではないかと思います。
前作ではPvEがおまけ的でしたが今作ではPvPがおまけ的。
前作の進化版を期待してはいけません。
新規で始めたいと考えている人にお勧めはしませんが、しばらくは楽しめると思います。 - プレイ時間
- 3~6ヶ月
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 3 3 2 3 -
正統進化したMMOを気分よくプレイしたい 75 - 投稿者:SquarePusher(女性/40代)
- 投稿日:2012/10/09
- 良い点
- 世界が広い。
広いだけじゃなく細部まで作りこまれている。
こんなの気付いたの私だけじゃない?って場所にもシッカリ
chestが置いてある。
そういう達成感満たすツボをきちんと押させたゲームでした。
(個人的にはRata Sum最低部に降りれた時は感動しました)
そして、ほとんどのことがソロで、時間気にせず遊べるPvE。
同接も多いので、過疎鯖であっても何処でも誰かしら居るし、
PT組む手間要らず、すぐ共闘できるし、無視しても構わない。
何より、ヒーラー職が無くて、誰でも回復蘇生行為ができる、
これが一番新鮮でした。 - 悪い点
- ▼PvEモード
とにかくLevelSyncが面倒。
カンストし終わったら、のんびり採集したり、秘境探したり、
Jumping Puzzleしたかったけど、強制的にそのエリアのMobと
同Lv帯にされるので、否応無く戦うハメになる。
βテストではしてくれたNPCが蘇生行為してくれなくなった。
なので僻地でNPCエリア守れ的なクエを孤軍奮闘すると詰む。
▼PvPモード
Map狭すぎ。
せっかく明暗や地形の要素が合っても、ハチ合う前に遠目で
PC名がピョコピョコ見えてるので、エネミー位置は丸解り。
お互い突っ込んじゃリスポンしてまた突っ込む。
大味過ぎてイマイチ楽しさが解らなかった。
▼WvWvWモード
最初は楽しかったが、結局【数の暴力】なので我が過疎鯖は
万年負け越し。常勝鯖であれば、安全にLv80の採集ポイント
漁れるし、レアdrop+補正も付いて金策、生産上げが楽です。
▼その他
オークションショップBlack Lion Tradeがいつまで経っても
不安定。よく落ちてメンテしています。
わりとStackしちゃう場所が多いですが、救済はされません。
お金使ってワープするしか手段なし。
音楽の種類が少なすぎるかな。
地域や風土差の演出にはBGMは生かされていません。 - 総評
- 少々、ゲーム自体に飽いてるなと感じていた自分が、一ヶ月程
楽しんだので、内容には満足しています。
とりわけ、国産MMOやMOで要求される【人数集めIR、周回ゲー】
に辟易していた私には、まさに望んでいたシステムでした。
もちろん、PT推奨の(というかソロじゃクリア不可能っぽい)
IRダンジョンコンテンツも複数用意されています。
何度か野良PTで挑戦しましたが、初回こそ何度も全滅したけど、
最後はノーミスクリア。いつもの周回&覚えゲーでした。
メインコンテンツがそれ以外にも沢山あるのが魅力です。
※言語について
日本人で興味ある方の最大のネックは、英語だと思います。
でもUIがシッカリ作られているので、直感ですぐにわかります。
全く英語が解らなくても、アレルギー無い人なら関係ないかな。
適当に始めて、「そのうち気になることはWikiで確認しよう!」
こんな感じで特にプレイに支障出ないと思いますよ。
強いて修正して欲しい点といえば、RPGパートでの紙芝居会話。
あそこだけは【クリックで進む】にして欲しかった。
止まってくれれば、難しい単語は辞書で意味確認できるから。
▼総評
よい点で書いた要素を最大限生かしたダイナミックイベント。
HNMドラゴンがspawnすれば、[M]で呼びかけ。
chat窓にmap上エリア名のアンカーが貼れる便利機能によって
どこで何が起こってるのかすぐ伝播します。
いつの間にか集まったPC50~100人で共闘。倒してお祭り状態。
MMOならでは、な光景に久しぶりに浸りました。
そして何よりも、秀逸なUIとその挙動が作品を惹きたてます。
正統進化したMMOを気分よくプレイしたい方へオススメします。 - プレイ時間
- 1~3ヶ月
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 4 4 4 -
世界を探索するだけでも楽しい 95 - 投稿者:Nameless One(女性/40代)
- 投稿日:2012/09/05
- 良い点
- ・他のMMOで当たり前になっている「長時間の拘束コンテンツ」「絆強制」「奪い合い」「単純作業の繰り返し」「口先だけの運営」などというストレスを一切排除しているところ。
・RPGとしての完成度の高さ
・非常に作りこまれた世界
・没頭できる音楽
・コンセプトアートを忠実に再現したグラフィック
・自分で操作していると実感できるボトルシステム - 悪い点
- ・次々とイベントが発生するため、ログアウトするタイミングが取れない
・多くの日本人が好む「実写に近いグラフィック」ではない
・人が多すぎ - 総評
- BWEの最初から参加していますが、これほどのめり込む&時間を忘れるゲームは、オンオフ問わず数少ないです。
ゲーム=楽しむもの、ということを徹底追及された結果生まれたゲームだと思います。
ありきたりのMMOの概念を変える内容ですので、MMOの経験が多い人ほど戸惑うことが多いのではないでしょうか。
それゆえに受け入れられない人もいるのでは。
世界的には高評価を得ていますが、日本のプレイヤー層が好むものとは逆になっていますので、日本ではそれほど評価は得られないと思います。
現段階では日本語ローカライズは未定(未発表)なので、それだけで評価を下げる人もいるでしょう。
それを差し引いても楽しめるゲームなのですが・・・
Arenanetの対応もよく、不具合などの対応は早く、時間が掛かるものやプレイヤーに不自由させるときには、しっかりと説明責任も行っています。
プレイヤーのために、という発言を実践している証明ですね。 - プレイ時間
- 3~6ヶ月
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 5
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ギルドウォーズ Campaign3 審判の章
- Software
- 発売日:2006/10/20
ギルド ウォーズCampaign1&2 リミテッドエディションパック
- Software
- 発売日:2006/07/21