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ラピトリ&SOCD対応で現状最強のロープロファイルキーボード「Logicool G515 RAPID TKL」の見どころをチェック
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印刷2025/12/15 17:00

レビュー

ラピトリ&SOCD対応で現状最強のロープロファイルキーボードの見どころをチェック

Logicool G515 RAPID TKL

Text by 米田 聡

 ロジクール(海外ではLogitech International)の最新10キーレスキーボード「G515 RAPID TKL」を取り上げよう。
 定評ある10キーレスのロープロファイルワイヤレスキーボード「G515 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングキーボード」(以下,G515 LIGHTSPEED TKL)をベースに,磁気ホール式キースイッチを採用することで,ゲーマー向けキーボードのトレンドになっている「ラピッドトリガー」機能や「SOCD」機能を実現した製品である。

G515 RAPID TKL
メーカー:ロジクール
税込直販価格:2万3500円(ホワイトモデル,※2025年12月15日現在)
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 ロープロファイルのキーボードを愛用しているゲーマー待望の新製品といってもいいかもしれない。そんなG515 RAPID TKLを試用できたので,機能や実力を検証してみたい。

●目次


薄型で軽量な磁気ホール式キースイッチ採用キーボード


G515 RAPID TKLと付属のUSB Type-C to Type-Aケーブル
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G515 LIGHTSPEED TKL
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 写真のとおり,G515 RAPID TKLは,2024年に発売となったG515 LIGHTSPEED TKLの外見にそっくりの製品だ。
 大きな違いは,G515 RAPID TKLが有線キーボードであることと,磁気ホール式キースイッチを採用していることの2点と考えていいだろう。

 ちなみに,筆者が試用したのはG515 RAPID TKLのホワイトモデルで,ほかにブラックモデルもラインナップされている。
 ホワイトモデルは,グレーを交えたツートンカラーの仕上げがおしゃれだが,汚れが目立つのがネックだろう。キーキャップの表面に手触りの良いザラメ加工が施されているので,なおのこと手垢がつきやすい印象がある。

 フットプリントは,実測で355(W)×146(D)mm。10キーレスのコンパクトキーボードでは標準的な大きさだろう。

幅は約36cmと,10キーレスキーボードとしては普通のサイズだが薄い
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 キーボードの高さは,[Space]キーの列でキートップの机上からの高さが,実測約20mmだった。一般的なキーボードに比べて10mm以上は低い。
 パームレストなどを利用しなくても,無理なく打鍵できることはロープロファイルの強みだ。

 写真だと,ほぼフラットに見えると思うが,キーボード本体とキートップ面には,若干の傾斜がつけられている。たとえばファンクションキー列のキートップは,机上から約23mmの高さがあり,手前のキーに比べて約3mm高い。

スタンドを立てていない状態でも,若干だが天面には傾斜が付いている
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 キーの傾斜角は,底面のスタンドで2段階の調節ができる。1段目では,ファンクションキーの列が約30mm,2段目で約38mmまで持ち上がる。傾斜したキーボードを好むゲーマーにも,十分に対応できるだろう。

底面のチルトスタンドは2段式だ。左から0度,4度,8度の角度となる
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上から0度,4度,8度の状態
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 ケーブルを含まない実測重量は約800g。ワイヤレスモデルのG515 LIGHTSPEED TKLより少し軽く,内蔵バッテリーがない分だけ軽くなっていると推測できる。机上における安定性は十分に高く,同時に持ち運ぶのも苦にならない重さだ。

約800gと軽く薄いので,持ち出せるキーボードとしても活用できる
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 G515 RAPID TKLの国内版は日本語配列に準拠。G515 LIGHTSPEED TKLと同一で,完成されたクセのない10キーレスの日本語配列である。
 [変換/無変換]キーを,ほかのメインキーと同じ19mm幅とすることで,ゲームでも多用する[Space]キーに100mmの幅が確保されていることも特筆できる点だ。

G515 RAPID TKLのキーレイアウト。日本語配列10キーレスキーボードとしては,[Space]キーの幅が広いことに注目してほしい
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 メインキー以外の装備は,G515 LIGHTSPEED TKLに比べるとシンプルだ。左奥に「ゲームモード」ボタンがあり,背面にはUSB Type-Cポートがあるのみと,結果的にスッキリした印象を受ける外観になった。

左奥に「ゲームモード」ボタンがある以外,電源やワイヤレス接続関係のボタンや,メディアコントロール関係のボタンなどはない
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 ホワイト,ブラック両モデルともに,[W/A/S/D]キーだけはグレーのキーキャップを使っていて,外観のちょっとしたアクセントになっている。
 G515 LIGHTSPEED TKLと共通の筐体にもかかわらず,G515 RAPID TKLに少しおしゃれな印象を受けるのは,こうした配色を採用したからだろう。

 ロジクール製品らしく,筐体はオール樹脂製なので高級感は感じないが,好ましいデザインに仕上がっているといえるのではないかと思う。


薄型の磁気ホール式キースイッチを採用したG515 RAPID TKL


G515 RAPID TKLのキースイッチ。ロジクールは,キー自体に名前は付けていない
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 磁気ホール式キースイッチの採用により,アクチュエーションポイントの変更とラピッドトリガー機能を実現しているのが,G515 RAPID TKLにおける最大の特徴といっていい。
 G515 RAPID TKLのキースイッチには,「RAESHA」というブランド名が刻まれていた。RAESHAは,GuangDong RuiXun Electronics Technologyという企業が製造するキースイッチのブランドで,ロジクール以外のメーカーも採用している。

 可変アクチュエーションポイントが可能な磁気ホール式キースイッチや光学式キースイッチを採用するキーボードは,ラピッドトリガー機能の普及によって珍しい存在ではなくなった感がある。しかし,ロープロファイルタイプとなると,まだ希少だろう。

 G515 RAPID TKLが採用している磁気ホール式キースイッチは,総ストローク距離2.5mm,バネ圧が35g±7gという薄型かつ軽量バネ仕様である。
 ロジクールのゲーマー向け製品用統合設定アプリ「G Hub」では,「アナログスイッチ」の設定で,アクチュエーションポイントを確認,設定できる,キーの押下状況の認識具合をアニメーションで掲載しておこう。

キーの押下状況を精密に検出できている
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 2.5mmという浅いストロークのキースイッチでも,きっちりと押下量が検出できていることには,少し感心させられる。

 G515 RAPID TKLのRAESHA製スイッチは,バネ圧が公称35gと,かなり軽い。だが,押し込み量に応じてバネ圧が高まるリニアフィールの設定で,カタログ値から想像するほど軽くはなかった。
 バネ圧38g前後のメカニカルキースイッチを常用している筆者の感覚なので割引く必要はあると思うが,アクチュエーションポイントを極端に浅く設定しない限り,ミスタイプが増えることはない程度である。
 筆者にとってはちょうどいい重さで,無接点の磁気ホール式らしい,引っかかりのないスムーズな押下感は心地よい。

[Space]キーなど大きめのキーには,打鍵時のガタツキを抑えるために,キースイッチのほかに追加のステーがある
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G515 RAPID TKLの内部構造をおおまかに示したスライド
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 G515 RAPID TKLの内部には,G515 LIGHTSPEED TKLに準じた内部補強用の金属パネルと防音フォームが組み込まれており,キータイプ音が静かな点も特筆できる。
 RAESHA V2スイッチは,「ガサツで打鍵音がうるさい」という評価を見かけたことがあるが,G515 RAPID TKLのキースイッチは,打鍵感が非常に上質だった。このあたりのチューニングはさすがロジクールというところか。
 筆者が試用したことがある中では,最高点がつけられるロープロファイルスイッチと太鼓判を押せる。

 難点をあげるとすれば,底付きが硬めな点だろうか。キーを強く押す人だと,硬い底を叩く結果になるので,指を痛めやすいかもしれない。
 どちらかといえば,普段から軽いバネ圧のキーボードを使っている人に向いた製品といえる。


G Hubで磁気ホール式キースイッチを設定


G515 RAPID TKLを認識した状態のG Hubメイン画面
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 先述したとおり,G515 RAPID TKLの各種設定は,ロジクール製ゲーマー向けデバイスの統合設定アプリ「Logicool G Hub」で行う。

 G515 RAPID TKLを接続,認識した状態では,G Hubの左ペインのアイコンに「アナログスイッチ」という項目が追加される。
 設定できるのは次の3点だ。

●アクチュエーションポイント
 選択したキーがオンになる深さを,スライダーで設定する。
 0.1〜2.5mmの範囲で,0.1mm刻みに設定でき,デフォルトは1.5mmだ。アクチュエーションポイントの設定では,先にアニメーション画像で示したように,押しているキーの押下量がリアルタイムで表示される。

アクチュエーションポイントの設定。キーを選択して,スライダーで設定する
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●高速トリガー
 いわゆるラピッドトリガーの設定である。
 G Hubでは,「高速トリガーを有効にする」というスイッチをオンにすると,有効になる仕様だ。有効化したうえで,ラピッドトリガーを設定したいキーを選択して,キーがオフになるキー押し上げ距離をスライダーで設定する。
 距離は0.1mm刻みで設定でき,デフォルトは0.4mmである。浅くするほど速い操作が可能だが,浅くしすぎると反応が過敏になりすぎるので,加減が少し難しい。
 設定画面にテストする機能はないので,根気強くトライアンドエラーで設定するしかなそうだ。

キーがオフになる距離を,0.1mm刻みで設定する
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●キーの優先順位
 他のキーボードで言う「SOCD」(Simultaneous Opposing Cardinal Directions)機能の設定である。
 2つのキーが同時に押されたときの挙動をカスタマイズするものだ。G Hubでは,まず「新規追加」でSOCD機能のペアを選択して,同時に押されたときの挙動を,以下の5種類から選択する。

  • キーストロークを優先:キーが深く押されているほうを優先する
  • 最後の入力を優先:最後に押したキーを優先する
  • 絶対優先キー[A],[D]:ペアに設定した2つのキーのいずれか一方を優先する
  • ニュートラル:2つのキーが押されたら,キー入力を無効にする

優先するキーを5パターンから決める
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[A][D]の優先順位設定を行った例
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 この機能で最もよく使うのは,左右に動く[A/D]をペアにして,同時に押したときどうするかをカスタマイズする,というものだろう。筆者は「最後の入力を優先」が好みだが,戦い方に応じて選択すればいい。
 磁気ホール式キースイッチの設定は,比較的シンプルで,迷わず設定できるだろう。

 G Hubは,磁気ホール式キースイッチの設定を,プロファイルごとにカスタマイズが可能だ。ゲームに対応するプロファイルを作成しておくと,自動で切り替えられるので,ゲームに合わせたチューニングができる。
 一方,デフォルトの「デスクトップ」プロファイルでは,ラピッドトリガーやSOCDを無効化しておくといい。これらの機能は,ゲーム以外のアプリでの入力だと,誤入力につながりやすいので,デスクトップでは無効にしておくのが無難だ。

 磁気ホール式キースイッチ設定以外の設定も,簡単に触れておこう。
 カラーLEDイルミネーションの設定は,「LIGHTSYNC」で行える。プリセットの発光パターンを選ぶほかに,表示画面やサウンドと同期して光らせる設定も可能だ。
 また,MicrosoftがWindows 11 23H2で導入した「動的イルミネーション」設定を使うことも可能である。

LIGHTSYNCはLEDイルミネーションの設定だ
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LEDイルミネーションの例。天板にキースイッチを並べたフローティングデザインなので,キーの周囲に光が広がる
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 キー割り当てを行う「割り当て」設定は,ロジクールGブランドのキーボードと共通だ。
 キーの割り当て変更やマクロ登録が可能なほか,[Fn]キーとの同時押しや,「Gシフト」のカスタマイズができる。

割り当て設定の画面
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 Gシフトとは,[Fn]キーとの同時押しと似たようなもので,「Gシフト」キーに指定したキーと任意のキーの同時押しに,別のキー入力や操作を割り当てられる機能だ。
 標準の入力,[Fn]キー同時押し,Gシフトのそれぞれで,異なるキーを割り当てられるため,実際のキー数の3倍近い操作を割り当てられる。

 そこまで多くのキーを割り当てなければならないケースは稀だと思うが,キー割り当ての自由度は非常に高いといえよう。

 「ゲームモード」設定は,ゲームモードボタンを押したときに無効化したいキーを選択する機能だ。
 標準では[Windows]キーとメニューキーが無効になるので,追加で無効にしたいキーがあるなら,ここで追加できる。

ゲームモードで無効にしたいキーを追加できる
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 「割り当て」や「ゲームモード」も,プロファイルごとにカスタマイズできる。PCにインストールされたゲームのプロファイルは,自動で作成されるが,少し自動判定が甘い印象もある。手動でもゲームに紐付けるプロファイルを追加できるので,自動判定されなかったゲームを追加しよう。

ゲームごとのプロファイル選択画面
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ラピッドトリガーは使うキーを選ぶが,SOCDは効果抜群


 ラピッドトリガー(高速トリガー)は,とくに「VALORANT」のストッピングに効果的というのは定説なので,今更繰り返す必要はないだろう。
 そこで今回は,ラピッドトリガーがほかのゲームでも恩恵があるのかを,筆者が普段プレイしている「Fortnite」で,検証してみることにした。

 ラピッドトリガーは,ストッピングに役立つだけでなく,キーの連打速度を上げられるので,ゲーム内で連打するようなキーがあるなら,そのキーに設定すると効果的だ。
 Fortniteの場合だと,たとえば編集キー(デフォルトは[G]キー)が典型だろうか。素早く建設を行うときには,編集キーを連打しなければならないので,[G]キーにラピッドトリガーを割り当てておくと,快適にプレイできる。

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 G515 RAPID TKLは,総ストローク距離が2.5mmしかないロープロファイルキーボードなので,「ラピッドトリガーの効果は分かりにくいかな」と想像していたが,実際に設定してみるとそうでもない。
 たとえば,戻り量を0.2mm前後に設定しておくと,人差し指を震わせるように動かすだけで[G]キーを連打できた。

 一方,Fortniteでは,移動キーである[W/A/S/D]にラピッドトリガーを割り当てても,あまり効果がなく,逆にちょっとした違和感を感じた。人によるだろうが,動きがむしろ鈍くなる感じがある。
 Fortniteで移動キーをラピッドトリガーにするのは,あまりお勧めできない。

 移動で効果的なのは,SOCD機能のほうだ。[A/D]キーを同時に押したときのどうなるかは,ゲームによって異なる。Fortniteの場合は,同時に押すと動きが止まる仕様だ。つまり,左右に素早く動きたいときは,[A/D]キーを交互に素早く押さなければならない。

 次の動画は,[A/D]キーに優先順位を設定しない状態と,優先順位を「最後の入力を優先」にした状態で,左右にステップを踏んだ様子を記録したものだ。


 SOCDなしでの左右移動は,指を交互に動かすので照準のブレが大きい。しかし,SOCDを利用すれば,[A/D]キーを同時に押しても反応するので,照準のブレが小さくなる。
 この素早い左右の動きは,とくに1対1の状態になったときに効果的で,敵を圧倒するのにとても役立つ。慣れてくると,「SOCD機能がないとプレイできないのでは?」というくらい快適だ。
 ゲームによっては,SOCD機能の利用が禁止されているというのも納得である。

 Fortniteでの例のように,ラピッドトリガーやSOCDは,どんなゲームでもおそらく役立てられる。ゲームを問わずに使える機能と考えてもらっていいだろう。

 これらの機能を別にして,FortniteをG515 RAPID TKLでプレイした印象も簡単に触れておくと,非常に快適なキーボードであり,「乗り換えてもいいかな」と思わせるものがあった。
 ストローク量が小さくバネが軽いため,高速にキー操作できるのがいい。アクチュエーションポイントを1.2〜1.3mm程度より深く取っておけば,誤爆もほぼなく利用できるはずだ。


現状最強のロープロファイルキーボードか?


 G515 RAPID TKLの機能や性能をざっくりとまとめてきたが,お世辞抜きで非常に素晴らしいキーボードだ。
 G515 LIGHTSPEED TKLを土台として,スムーズな押し心地の磁気ホール式キースイッチの快適さに,ラピッドトリガー&SOCD機能の搭載で完成度が一気に押し上げられた感がある。

 税込直販価格は2万3500円で,店頭販売でもほぼ同等〜2万5000円前後だ。安価とはいえないが,昨今の物価を考えるに,高くもなく安くもない価格設定といっていいだろう。
 ロープロファイルのゲーム向けキーボードを求めているゲーマーなら,まっさきに候補に上げる価値がある製品とまとめておきたい。

  • 関連タイトル:

    Logitech G/Logicool G

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