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ラピドリ対応薄型キーボードやコンパクトなハイエンドマウスなど,2025年の最新デバイスをロジクールが一挙に発表
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印刷2025/09/19 21:26

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ラピドリ対応薄型キーボードやコンパクトなハイエンドマウスなど,2025年の最新デバイスをロジクールが一挙に発表

 2025年9月18日,Logitech Internationalの日本法人であるロジクールは,ゲーマー向け製品ブランド「Logicool G」(※国外ではLogitech G)から,キーボード,マウス,ヘッドセット,ステアリングホイールなどの新製品を多数発表した。
 いずれも,日本を含む世界各地で行われた「Logitech G Play」(国内ではLogicool G Play)というイベントで発表されたものだ。

発表となった新製品
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / ラピドリ対応薄型キーボードやコンパクトなハイエンドマウスなど,2025年の最新デバイスをロジクールが一挙に発表

 発表製品のラインナップと税込直販価格,発売時期は以下のとおり。
 本稿では,同日に行われた発表会の情報と合わせて紹介しよう。

●キーボード
  • G515 RAPID TKL2万5850円,10月9日発売
●マウス
  • PRO X SUPERLIGHT 2c2万6950円,10月9日発売
  • PRO X SUPERLIGHT 2 SE2万460円,10月23日発売
  • PRO X2 SUPERSTRIKE:価格未定,2026年予定
●ヘッドセット
  • G321 LIGHTSPEED9680円,10月23日
  • ASTRO A20 X LIGHTSPEED2万7280円,10月23日
  • ASTRO A50 X WIRELESS HEADSET マクラーレン コレクション5万9950円,10月9日
●ステアリングホイールおよび関連製品
  • RS50 SYSTEM9万9440円,10月9日
  • RS50 BASE5万9950円,11月6日
  • RS Pedals2万500円,11月6日
  • RS Clutch6600円,11月6日

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キーボード


 今回のラインナップでも一番の注目製品は,ワイヤードキーボードのG515 RAPID TKLだろう。

G515 RAPID TKLのホワイト(上)とブラック(下)
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 本製品は,2024年7月に登場したワイヤレス&ワイヤードキーボード「G515 LIGHTSPEED」をベースとしつつ,Logicool G独自方式の低背型磁気式キースイッチを採用して,eスポーツゲーマーに人気の「ラピッドトリガー」機能や「SOCD」(Logicool Gではキープライオリティ)機能を実現しているのが大きな特徴だ。
 厚さわずか約22mmという低背デザインも特徴のひとつ。ラピッドトリガー&SOCD対応の低背キーボードは珍しく,「SOCD対応キーボードが欲しいけれど,背の高いキーはちょっと……」という人に喜ばれそうだ。

G515 RAPID TKLの特徴
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 ただし,ベースのG515 LIGHTSPEEDとは異なり,G515 RAPID TKLは有線タイプのキーボードであることには注意してほしい。


マウス


 マウスの新製品は2製品。ひとつめのPRO X SUPERLIGHT 2cは,人気のワイヤレス&ワイヤードマウス「PRO X SUPERLIGHT 2」をベースに,サイズを約5%,重さを約10g以上軽い約51gにしたコンパクトモデルである。
 コンパクトの「c」を付けて,2cというわけだ。

PRO X SUPERLIGHT 2c。カラーバリエーションは左からブラック,ホワイト,マゼンダの3種類
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 単純に小さくしただけでなく,内部コンポーネントをサイズに合わせて再設計したうえで,サイドボタンやマウスソールも,最適化したサイズに収めているとのこと。
 さらに,内蔵するロジクールG独自の光学式センサー「HERO 2 Sensor」は,トラッキング速度は888IPS,最大加速度88G,トラッキング解像度最大4万4000DPIという,現状最高クラスのスペックを備えており,eスポーツプロの要求にも耐えられる性能を有する。

 また,メインボタンのスイッチに,低遅延かつ耐久性の高い光学式スイッチ「LIGHTFORCE HYBRID SWITCH」を採用しているのもポイントだ。
 最大8000Hzのポーリングレート(USBレポートレート)が可能なLogicool G独自の低遅延ワイヤレス接続技術「LIGHTSPEED WIRELESS」にも対応しており,専用USBワイヤレスアダプタと組み合わせることで,低遅延のワイヤレス通信が可能なことも特徴である。

 簡単に言えば,最高クラスのスペックを備えながら,手の小さい人にも適したサイズになったのが,PRO X SUPERLIGHT 2cと言えよう。

PRO X SUPERLIGHT 2cの主な特徴
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 もうひとつの新型マウスPRO X SUPERLIGHT 2 SEは,PRO X SUPERLIGHT 2の一部スペックを下げた低価格モデルである。

PRO X SUPERLIGHT 2 SE。カラーバリエーションは写真のホワイトのほかに,ブラックがある
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 ボディやボタンのデザインや,搭載する光学式センサーのHERO 2 Sensorは,PRO X SUPERLIGHT 2と変わらないが,ポーリングレートが最大1000Hzまでと低い。バッテリー駆動時間も,PRO X SUPERLIGHT 2の最大95時間から,最大88時間へと減っている。

 一方,名機と謳われた初代「PRO X SUPERLIGHT」に比べると,センサーのスペックは大きく向上しており,バッテリー駆動時間は18時間ほど延びて,重量は約3gだが軽くなった。
 そのほかにも,PRO X SUPERLIGHTの充電用USBポートはMicro USBだったのに対して,PRO X SUPERLIGHT 2 SEはUSB Type-Cに変わっている。

PRO X SUPERLIGHT 2 SEの主な特徴
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 実機の披露はなかったが,2026年初頭の発売を目指して開発中のハイエンドマウス「PRO X2 SUPERSTRIKE」の情報も,少しだけ明らかにされた。

PRO X2 SUPERSTRIKE
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 PRO X2 SUPERSTRIKEは,「Haptic Inductive Trigger System」と称する仕組みを取り入れたアナログスイッチを,メインボタンに採用。クリック遅延を9〜30msまで短縮したのが大きなポイントである。
 また,アナログスイッチの特性を生かして,アクチュエーションポイントの変更や,ラピッドトリガー,クリック強度の調整といった細かいカスタマイズを行えるのも特徴であるという。

PRO X2 SUPERSTRIKEは,メインボタンを細かくカスタマイズできる
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 相応に高価なマウスとなりそうだが,eスポーツゲーマーなら注目すべき製品となりそうだ。


ヘッドセット


 新登場のヘッドセットは,G321 LIGHTSPEEDASTRO A20 X LIGHTSPEEDの2製品だ。

 G321 LIGHTSPEEDは,2025年7月に登場した「G522 LIGHTSPEED」よりも安価な,エントリー市場向けのワイヤレスヘッドセットである。

G522 LIGHTSPEED。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色構成
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 ヘッドバンドはシンプルな一体型で,ブームマイクもサンプリングレートは一般的な16bitであるなど,随所に低価格化の工夫が見られる。スピーカードライバーも,サイズはG522 LIGHTSPEEDと同じ40mm径だが,上位モデルがロジクールG独自の「PRO Gドライバー」なのに対して,こちらはとくに名前のない,汎用品のようだ。
 その分,想定売価が1万円を切るのが最大の見どころである。

G321 LIGHTSPEEDの主な特徴
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 一方のASTRO A20 X LIGHTSPEEDは,PlayStationやXboxといった,ゲーム機と組み合わせるのに適したASTROブランドの製品だ。
 従来のASTROブランドヘッドセットは,かなりゴツくて外連味のあるデザインが特徴だったが,A20 X LIGHTSPEEDは,G522 LIGHTSPEEDにそっくりと言っていい見た目に変わったのがポイントである。

A20 X LIGHTSPEED。こちらも本体カラーはホワイトとブラックの2色だ
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 マイクのサンプリングレートは,G522 LIGHTSPEEDと同じ24bit/48kHz対応で,スピーカードライバーも同じPRO Gドライバーである。ただ,ゲームサウンドのボイスチャットの音声バランスをワンボタンで切り替える「MixAmp」機能を備えているので,まったく同じヘッドセットのリネームではない。

 付属するUSBワイヤレスアダプタ「PLAYSYNCベース」は,既存のASTRO製品とは大きく変わって,非常にコンパクトなUSB Type-C接続タイプとなった。
 これにPCとゲーム機――PlayStation 5,Xbox,Nintendo Switch対応を謳っている――をそれぞれつないでおくと,ワンボタンで接続先の機器を切り替えられるので,1台のヘッドセットで複数の機器のサウンドを聞けるわけだ。

A20 X LIGHTSPEEDと,右に見える白い小さなものがPLAYSYNCベースだ
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PLAYSYNCベースの背面。USB Type-Cポートが2つあり,左にゲーム機,右にPCをつなぐ
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A20 X LIGHTSPEEDの主な特徴
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 そのほかに,ワイヤレスヘッドセット「ASTRO A50 X」のカラーバリエーションモデルであるASTRO A50 X WIRELESS HEADSET マクラーレン コレクションも,国内発売が決定した。

ASTRO A50 X WIRELESS HEADSET マクラーレン コレクション
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 LogitechがスポンサードしているF1チーム「McLaren Racing Limited」(以下,マクラーレン)とのコラボモデルで,今のマクラーレンのF1カーを象徴する「パパイヤオレンジ」カラーをまとい,マクラーレンのシンボルマークが,「ベースステーション」に描かれているのがポイントである。


ステアリングホイールと周辺機器


 そのほかにもロジクールGからは,ハイエンドのステアリングホイール「RS50 SYSTEM」や,振動モーターを内蔵するホイールハブ「RS50 BASE」,アクセルとブレーキペダルのセット「RS Pedals」,RS50 Pedalsに組み合わせるクラッチペダル「RS Clutch」も国内発売が決定した。

RS50 SYSTEM
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RS50 SYSTEMの主な特徴
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 RS50 SYSTEMは,PCおよびPlayStation対応で,机の上に取り付けやすいクランプが付属しているのが特徴である。また,ホイールハブのRS50 BASEは,既存のホイールハブよりもかなりコンパクトになっているのが見どころだ。

RS50 BASEの主な特徴
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RS Pedalsの主な特徴
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 本格的なレーシングコックピットを設置する場所や予算がないドライブゲームファンでも,扱いやすいシステムになったのは歓迎できるポイントだろう。

ロジクールGの新製品特設Webページ

  • 関連タイトル:

    Logitech G/Logicool G

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