Razer初のゲーマー向けマウス「Boomslang」が20年ぶりに復活。20周年記念マウスが限定1337台で2026年発売の予定

　2025年12月10日，Razerは，同社創業20周年を記念して，20年前に発売した同社初のゲーマー向けマウスを復刻したマウス「Razer Boomslang 20th Anniversary Edition」を，世界全体で数量限定の1337台を2026年に発売すると発表した。
　価格は明らかになっていない。

Razer Boomslang 20th Anniversary Edition

　今回のもとになった「Razer Boomslang」（レイザー ブームスラング）は，2005年に登場した製品で，光学式センサーではなく，ボールを机上で転がして，その動きを検出するタイプのマウスだ。
　左右対称形状で，ボディよりも左右メインボタンが大きく広がった形や，トランスルーセントのボディ天板などは，当時のデザインそのままのようだ（関連記事）。
　その一方で，メインボタンは革素材で覆われており，プレミアム感がある。

ボディも台座もトランスルーセントで，LEDイルミネーションが光る

　デザインは復刻とはいえ，中身は最新だ。
　たとえば，搭載する光学式センサーは，ハイエンドのeスポーツ向けマウスと同じ「Razer Focus Pro 45K Optical Sensor Gen-2」を採用しており，メインボタンのスイッチもRazer独自の光学式スイッチ「Razer Optical Switch Gen-4」である。
　今どきのマウスらしく，低遅延ワイヤレス接続技術「Razer HyperSpeed Wireless」によるワイヤレス通信が可能だ。

Boomslang 20th Anniversary Editionの内部構造。中身は最新パーツぎっしりだ

　世界全体で1337台しかなく，発売は一度きりとのことなので，入手難度は相当に高そうであるし，価格も高くなりそうだが，Razerファンなら見逃せないアイテムといえそうだ。

製品ボックスの同梱物