 2025/10/30 21:06
2025/10/30 21:06ニュース
「Battlefield 6」正式対応版のRadeon向けドライバ「AMD Software 25.10.2」登場
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WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版となるAMD
両タイトルとも,AMDは,性能向上をアピールしていないので,動作を確認したものという理解でいいだろう。
また,AMD
もっとも,Ryzen AI 5 330は2025年7月に発売となった製品で,今さら感がなくはない。搭載製品もすでにあるようだが,おそらく公式のAMD Softwareが同APUに対応するのは,今回が初めてなのだろう。
そのほかにも,主としてAI向け改善点として,シェーダでFP8をサポートする「VK_EXT_shader_float8」を始めとする新たなVulkan拡張に対応した。
少し気になるのは,リリースノートに記されている重要事項の中に,「新作タイトルと新たなVulkan拡張のサポートは,Radeon RX 7000シリーズおよびRadeon RX 9000シリーズにおいて利用できる」(※つまりRDNA 3世代以降)という文章が見られる点だ。
関連して,これまでAMD Softwareは,RDNA世代向けの統合パッケージとして配布されていたが,AMD
これにより,Radeon RX 9000/7000シリーズ向けのドライバパッケージは,Radeon RX 6000/5000シリーズにインストールできなくなっている(※逆もおそらく同様)ので注意しよう。
RadeonシリーズおよびAMD製APUのユーザーは,念の為に,AMDのドライバダウンロードページから自分が使っている製品名で検索して,ドライバをダウンロードするか,「AMD Install Manager」経由でインストールするのがいいだろう。
なお,公式の情報では,RDNA 2/1世代の新作対応終了を匂わせるものはない。どちらもサポート終了は少し早すぎるので,RDNA 2/1世代が,今回の新作対応に含まれていないのは,AMD
とはいえ,ドライバパッケージの分離は,今後も続くのかもしれない。
そのほかにも,重要事項として次の注意点が記されているので該当するユーザーは確認しておいてほしい。
- ドライバのバージョンダウンを行う場合,「AMD Cleanup Utility」を使用すること
- Radeon RX 7900シリーズのUSB Type-Cポートを使用した充電機能は,無効化されている。充電機能を用いる場合は,「AMD Soft ware 25 .3.1」の利用を推奨 
- マジックストリング(※特別な文字列くらいの意味)を使用して,SBIOSで特定の動画コーデックを無効化できる。詳細は不明だが,マジックストリングを使用することで,ハード的に動画コーデックを無効にできる機能を持つようだ
以上のように変更点が多いAMD
AMD製GPUのユーザーは,AMD
●AMD
- Radeon RX 9000シリーズ
- Radeon AI PRO R9700シリーズ
- Radeon RX 7000シリーズ
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon RX 7000M/7000Sシリーズ
- Radeon RX 6000Mシリーズ
- Radeon RX 5000Mシリーズ
●AMD
- Radeon AI 300シリーズ
- Ryzen 9000シリーズ
- Ryzen 8000シリーズ
- Ryzen 7000シリーズ
- Ryzen 6000シリーズ
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Graphics(※RDNA世代以降)
●AMD
- Display Driver Version:25.20.21.01-251013a-420422C-AMD-Software-Adrenalin-Edition(←25.10.25.15-250916a-419139E-AMD-Software-Adrenalin-Edition)
- UI:2025.1013.1251.2083(←2025.0425.1714.2068)
- AMD Windows Driver version:32.0.22021.1009(←32.0.21025.10016)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D Driver: 9.17.11.0284(←9.17.11.0281)
- OpenGL Driver:32.0.22021.1009(←25.04.250223_d1f9d32)
- Audio Driver:10.0.1.40
- Vulkan Driver:2.0.364(←2.0.353)
- Vulkan API:1.4.325(←1.4.315)
●AMD
- 記載なし
●AMD
- 「Battlefield 6」「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」に対応(※Radeon RX 7000/9000シリーズのみ)
- 新たなVulkan拡張に対応(※Radeon RX 7000/9000シリーズのみ)。詳細は公式Webページを参照のこと
- 「Ryzen AI 5 330」に対応
- Radeon RX 9000シリーズGPUにおいて,DirectXの新機能「Work Graphs」の初期サポートを導入
●AMD
- Radeon RX 7900シリーズGPUで,「The Last of Us Part II」をプレイ中に,断続的にゲームがクラッシュすることのあった問題
- Ryzen AI 300シリーズやRyzen 8000シリーズなど一部のAMD製APU製品で,「FBC: Firebreak」をプレイ中に,断続的にゲームがクラッシュすることのあった問題
- Radeon RX 7000シリーズGPUで,「GTFO」をプレイ中に表示の破綻が発生することのあった問題
- Radeon RX 7000シリーズなど一部のAMD製GPUで,一部のVR HMDのリフレッシュレートを80Hzまたは90Hzに設定してゲームをプレイすると,表示がカクつくことのあった問題
- Radeon RX 9070シリーズGPUで,「NBA 2K26」の「MyCAREER」モードをプレイ中に,断続的にゲームがクラッシュすることのあった問題
- Radeon RX 9000/7000シリーズGPUで,「Baldur's Gate 3」をプレイ中にカクつきが見られることのあった問題
- Radeon RX 6000シリーズで,「Serious Sam 4」をプレイ中に,テクスチャのチラツキや破損が見られることのあった問題
- 「CVE-2023-4969」を始めとする多数の脆弱性を修正
●AMD
- 「Cyberpunk 2077」において,パストレーシングを有効にした状態でゲームのセーブデータをロードしようとすると,ゲームのクラッシュやドライバのタイムアウトが発生することがある
- Radeon AI 9 HX 370で「Battlefield 6」をプレイ中,断続的にゲームがクラッシュしたりドライバのタイムアウトが生じることがある
- Radeon RX 7000シリーズで,Roblox Player対応ゲーム(「Car Zone Racing & Drifting」)をプレイ中に,断続的なゲームのクラッシュやタイムアウトが生じることがある
- 一部のAMD製GPUで,AMD Softwareの録画やストリーミング機能を使用して「Battlefield 6」をプレイすると,テクスチャのチラツキや破損が見られることがある
- Radeon RX 9070 XTなど一部のAMD製GPUにおいて「Counter-Strike 2」(DirectX 11)をプレイ中に「Anti-Lag 2」が機能しない場合がある。Vulkan APIを使用することで一時的に,この問題を回避できるとのこと
- 関連タイトル: AMD Software AMD Software 
- この記事のURL:
(C)2019 Advanced Micro Devices Inc.

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