お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名

LINEで4Gamerアカウントを登録
「AMD Software 25.9.2」が「Dying Light: The Beast」に対応
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2025/09/19 15:27

ニュース

「AMD Software 25.9.2」が「Dying Light: The Beast」に対応

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / 「AMD Software 25.9.2」が「Dying Light: The Beast」に対応
 米国時間2025年9月18日,AMDは,「Radeon RX 5000」シリーズ以降のGPUと,RDNAアーキテクチャ以降のGPUを搭載するAPU向けドライバソフト「AMD Software Adrenalin Edition 25.9.2」(以下,AMD Software 25.9.2)をリリースした。
 本ドライバは,WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)を通過していないOptional版で,新作サバイバル「Dying Light: The Beast」に対応するドライバだ。とくに性能向上はアピールしていないので,AMDが動作を確認したということだろう。

 さらにAMD Software 25.9.2は,サイレントローンチされた新型GPU「Radeon RX 7700」に対応したのもポイントだ。
 新型といっても,RDNA 3アーキテクチャ世代のGPUである。AMDの製品ページによると,Compute Unit数が40基で,シェーダコア数に換算すると2560基の規模で,「Radeon RX 7700 XT」と「Radeon RX 7600 XT」の間に位置する製品だ。
 メモリバスが256bitであることから,Radeon RX 7700 XTと同じく,Navi 32コアのシェーダ削減版と見ていいだろう。

 主力がRDNA 4世代のRadeon RX 9000シリーズに移行しつつある中で,なぜいまさらという印象もある。Radeon RX 9000シリーズには,演算ユニット数40基規模のGPUがないので,GPUラインナップの隙間を埋める役割も期待できそうだ。

 そのほかにも,オープンソースのゲームエンジン「Godot Engine」に関連する不具合などが修正されている。Optional版なので,該当するユーザーのみアップデートを検討すればいいだろう。

### 以下,英文リリースノートまとめ ###

●AMD Software 25.9.2の対応GPU
  • Radeon RX 9000シリーズ
  • Radeon AI PRO R9700シリーズ
  • Radeon RX 7000シリーズ
  • Radeon RX 6000シリーズ
  • Radeon RX 5000シリーズ
  • Radeon RX 7000M/7000Sシリーズ
  • Radeon RX 6000Mシリーズ
  • Radeon RX 5000Mシリーズ

●AMD Software 25.9.2の対応APU
  • Radeon AI 300シリーズ
  • Ryzen 9000シリーズ
  • Ryzen 8000シリーズ
  • Ryzen 7000シリーズ
  • Ryzen 6000シリーズ
  • Ryzen Mobile Processors with Radeon Graphics(※RDNA世代以降)

●AMD Software 25.9.2が統合するコンポーネント(※比較対象はAMD Software 25.9.1)
  • Display Driver Version:25.10.25.15-250916a-419139E-AMD-Software-Adrenalin-Edition(←25.10.25.10-250825a-418637C-AMD-Software-Adrenalin-Edition)
  • UI:2025.0425.1714.2068
  • AMD Windows Driver version:32.0.21025.10016(←32.0.21025.15011)
  • 2D Driver:8.1.1.1634
  • Direct3D Driver:9.17.11.0281
  • OpenGL Driver:25.04.250223_d1f9d32
  • Audio Driver:10.0.1.40
  • Vulkan Driver:2.0.353
  • Vulkan API:1.4.315

●AMD Software 25.9.2における最適化
  • 記載なし

●AMD Software 25.9.2における新要素
  • 「Dying Light: The Beast」に対応
  • 「Radeon RX 7700」に対応

●AMD Software 25.9.2で解決した問題
  • オープンソースのゲームエンジン「Godot Engine」で作成したゲームをVulkan APIでプレイしているときに,(表示が?)破綻することのあった問題
  • Radeon RX 9070シリーズGPUで,「Cronos: The New Dawn」をレイトレーシングを有効にしてプレイしていると,断続的にゲームがクラッシュすることのあった問題
  • Windows Mixed RealityヘッドセットをSteam VRに接続する「Oasis」ドライバを使用すると,起動に失敗することのあった問題

●AMD Software 25.9.2における既知の問題
  • Radeon RX 7900シリーズGPUで,「The Last of Us Part II」をプレイ中に,断続的にゲームがクラッシュすることがある
  • Radeon RX 9070シリーズGPUで,「NBA 2K26」の「MyCAREER」モードをプレイ中に,断続的にゲームがクラッシュすることがある。AMDは現在,この問題の早期の解決に向けて取り組んでいるとのこと
  • Ryzen AI 300シリーズやRyzen 7000シリーズなど一部のAMD製APU製品で,「FBC: Firebreak」をプレイ中に,断続的にゲームがクラッシュすることがある
  • Radeon RX 7000シリーズGPUで,「GTFO」をプレイ中に表示の破綻が発生することがある(※missing scan travel linesとあるので,水平方向の表示の欠落や破損が発生するものと推測される)
  • 「Cyberpunk 2077」において,パストレーシングを有効にした状態でゲームのセーブデータをロードしようとすると,ゲームのクラッシュやドライバのタイムアウトが発生することがある
  • Radeon RX 7000シリーズなど一部のAMD製GPUで,一部のVR HMDのリフレッシュレートを80Hzまたは90Hzに設定してゲームをプレイすると,表示がカクつくことがある。リフレッシュレートを変更することで,この問題を一時的に回避できるとのこと
  • 「Radeon RX 7900 GRE」で,YouTubeを視聴しながら「World of Warcraft」をプレイすると,断続的にシステムがクラッシュすることがある
  • 一部のAMD製GPUで,「EA Javelin Anticheat」と「Radeon Anti-Lag」を有効にした状態でゲームをプレイすると,ゲームが断続的にクラッシュすることがある。この問題はRadeon Anti-Lagを無効にすることで一時的に回避できるとのこと

  • 関連タイトル:

    AMD Software

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:09月18日〜09月19日